～知り合い以上友達未満～【殺戮の天使】 (ページ2)

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１話ページ2

レイside

――――――チリンッ

――――チリンッ、チリン

鈴の音.....？

――チリン

レ「.....？」

窓から光がさしてる....

レ「....青い、満月。」

夜.....？

偽物みたいに青くて綺麗な月....

レ「ここは....？」

私は、確か....病院に来ていて.....

レ「そうだ。ここは.....診察室だったような.....」

こんな感じだったかな.....？

.....でも、監視カメラはなかった......

ポシェットの中には裁縫道具とハンカチ.....

ガチャッ

レ「！！」

誰....！？

？「わっ！？.....なぁーんだ、子供か。」

茶髪の女性....？

レ「...誰...？」

？「ん、あぁ、ごめん。私は華乃A。
あ、A・カノの方がいいかな？

変.....(汗)」

レ「....日本人なの？」

A「お？よくわかったね。そうだよ！

私のことはAと呼んでくれて構わないからね！」

レ「....わかった。」

元気だな.....

A「で、君は？」

レ「...レイチェル・ガードナー。」

A「レイチェルか！いい名前だね～。

でも少し長いな....レイでいい？」

レ「......えぇ。」

A「こんな所で立ち話もなんだ、行こうか。

もう夜みたいだから、君の両親も心配するだろうし。」

確かに、速く外に出なきゃ.....

レ「....お父さんとお母さんの所に速く帰りたい...」

A「.......うん。速く出なきゃね。」

ガチャッ

レ「....？」

A「どうしたの？レイ。」

レ「ここは.....私の知ってる病院じゃない。」

A「そうなんだ？(´-`).。oO(まず、ここは病院なのか？)」←

？....あそこの壁.....何か書いてある。

レ「あそこの壁に...何か書いてある。」

A「あぁ、そうなんだよね....悪いけど読んでくれない？」

レ「....読めないの....？」

A「うん」←

レ「....わかった....」

〝君は一体誰で何者か〟

〝自身で確かめて見るべきである〟

〝本来の姿か、望む姿か〟

〝天使か、生贄か〟

〝己を知れば門は開かれる〟

レ「...？」
A「さっぱりわからん...とりあえず無視して扉に入ろう。」←

レ「....うん。」

ガチャッ