大嫌いなアイツ~with kazuma~

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翌日






結局来たのはクラスの半分程度の人数



40人いるからまぁ20人もいないわけ




だけど少しは進めないと終わらない








でも、みんなやることを把握しておらず、





あちこちで携帯いじったら遊んでる






まずは役者の人は台本を読み合わせてもらうことに



ほかの人たちは飾り付けや衣装を作ってもらうことにした







そんな簡単に指示を聞いてくれるかわからないけど








一応指示は出したので先生に状況報告に職員室へ







コンコン


「失礼します」


「おー、来たか木村どんな感じだ？」


「はい、人も半分も集まっていなくて進んでいない状況です」



「そうか、俺は木村を信頼してる、どうにかして頑張ってくれよ」



「わかりました」



「失礼しました」




そう言って廊下に出た瞬間少し気が抜けた






なんで私だけこんな馬鹿みたいに頑張らなきゃいけないの？


私は一人しかいないんだよ


ほかの人にも少しは頼ってよ


なんでいつも誰もわかってくれないの




そう頭の中で唱えながら階段に座り込んでいた




小さい頃からイライラしたり、むかつきすぎてすぐ泣いてしまう癖がある



感情が抑えられなくなってしまうのだ



1人で泣いていた





その時、階段から降りてくる足音なんて聞こえていなかった






しかもそれがあいつだったなんて








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