cute 4 ページ4
彼、大倉忠義の前ではわたしの黒い部分が出てしまう。
だってイライラを抑えられないんだもの
眉間にシワが寄っちゃったら可愛さ半減だから、正直関わってこないで欲しい
なのに、なのに！！
「…なんでいるのよ」
『えー？だってかわええし』
さっき別れたはずなのに、いつの間にかわたしの席に座ってる。
ひらひら機嫌良さそうに手なんか振ってんじゃないわよ
｢どいて。そこ、わたしの席だから｣
『上来ればええやん』
｢はあ？｣
なんで適当なことを言う奴なんだ。
へらって、笑う顔すら腹が立つ。
『怒らんといてよー』
｢怒ってないから早くどいて｣
『ごめんごめん』
そう言って立ち上がってわたしの頭を撫でてくる。
それに対して起こる、黄色い歓声。
…何？どこがいいの？
｢…生憎、わたしは落ちませんので｣
最大限可愛い笑顔でそう返して、イヤホンを耳に突っ込む。
流れてくるのは、デスメタル。
外見に似合わないのは分かってるけど、媚びない態度がすきだった。
それを爆音で流しながら、美容本を開く。
･
･
･
『きっと落ちるよ』
だからわたしにその声は聞こえない。
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ゆいな(プロフ) - ちたさん» ごめんなさい遅くなりました！新しくこうしんしましたので是非ご覧ください(^^)更新速度上げれるようにがんばります！ (2020年1月22日 14時) (
レス) id: 9331d1d8d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - ほのさん» お返事遅くなり申し訳ございません！そう言っていただけて嬉しいです(T_T)更新速度上げれるようにがんばります！ (2020年1月22日 14時) (レス) id: 9331d1d8d1 (このIDを非表示/違反報告)
ちた - 毎日更新確認してます！更新お願いします！！！ (2020年1月11日 23時) (レス) id: 39fd240eae (このIDを非表示/違反報告)
ほの - ゆいなさんの小説大好きです！毎日更新されてるかな〜？て楽しみにしてます！ (2019年11月25日 1時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいな | 作成日時：2019年11月6日 23時
