affection 21 ページ21
「顔はまあ、自前やけどさ…雰囲気とか服装とかはお前に寄せてるな。…話し方は、微妙やけど」
「え、ちょっと待ってください。…いつから？」
「大学、かな。あんな大勢おったらサナ1人くらい分からへんやろ」
初めての感情だった。
真似をされただけで直接わたしに害があった訳では無いし、だけどここまで似ていると恐怖だった。
「章大、は…」
「これはほんまに責めんで欲しいねんけど」
そう前置きしてから、大倉さんは1度グラスに口をつけた。
「サナと、1度関係を持った」
ぎゅ、と心臓が小さくなるのを感じた。
わたしだって彼氏いたし、章大と付き合ってた訳じゃないし、今までずっとあしらってきたくせに、都合がいいのは分かってる。
だけど、嫌だった。
わたし以外の子に、目移りなんかしないで欲しかった。
「お前に初めて彼氏ができたとき、やったかな。そのとき、最大限にお前に寄せたサナが現れた。」
「…」
「あいつもそりゃショックやったやろうし、あんだけ似てたら混乱もするよな」
「…わたしと、あの子を間違えたの？」
気づけば空になっていたグラス。
新しく梅酒ソーダを2杯注文した。
「それとも、わたしじゃないと気づいてたの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 560人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆる - わっ驚きです (;;)(;;)Twitterもいつも拝見しておりましたありがとうございます (^^) (2018年12月25日 9時) (
レス) id: 48d31a04f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - ゆるさん» はい、そうです！見つけてくださりありがとうございます(*^^*) (2018年12月24日 0時) (レス) id: a7d89aee54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - はるかさんですか？？(;;)(;;) (2018年12月23日 16時) (レス) id: 48d31a04f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆいな | 作成日時：2018年12月22日 13時
