お願いだから離れてください【神代類】

Episode10 ページ11

『いやー、久しぶりだな』

今日は休日、
昨日財布の中整理してたら出てきたフェニランの入場券を見つけた。

次の日どうせ暇だし、チケットの有効期限切れそうだったから来ることにした。

友達誘おうと思ったんだけど前日に誘うってちょっと申し訳なくて……


そんなこんなで久しぶりにフェニランに遊びに来ました
何年ぶりかな…小学生の時来て以来だったかな

フェニランの景色は小さい頃に来た時と変わっていて、でも少し懐かしさを感じた。

『……よーし！！！今日はしつこい先輩もいないし！沢山遊ぶぞー！！！！！』


━━━━

『……あっれー？？ここどこ…？？』

そうだ、私方向音痴だったんだった、
張り切りすぎて完全に忘れてた、

見渡す限りマップもないし…どうしようかな、

そんなことを思いながら歩いていると、ひとつのステージを見つけた。

『なんだろうここ…結構古いな』

周りを見わたすと、｢ワンダーステージ｣という文字が見えた。
…もしかしてショーステージ？？

沢山人がいるし、もうすぐここでショーやるのかな？

なんとなく私はここのステージを見ていくことにした。

偶然空いていた席に座り、始まるのを待つ。

しばらくすると幕が上がり、ショーが始まった。

『…わぁ！すごい！！』
見た事のない演出に目を輝かせていると、



『……ん？おかしいな……
なんか見覚えのある紫髪が……』

ステージの上には私をいつも追いかけ回してくる先輩がいた。

…待って、これ類先輩にバレたら絶対にやばいよね

今すぐここから去った方がいいことはわかっていたけれどショーの内容がすごく面白くて、
終わったらすぐに帰ろう、そう思って私はショーを楽しんだ。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
今回短くてすみません！！！！！！！！！！！
そして更新遅くなって！！！！すみません！！！！！！！！！！！！！！！楽しみにしてくれてた方ほんとに申し訳ないです……🥲

Episode11→←Episode9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す