私、失敗しないので

Dr. 130 ページ32

貴『お願いしまｯ･･･』




炭「A･･･？」


背中に乗ろうとした直後激しい目眩と吐き気がした

我慢できず外で吐いてしまったが



炭「Aｯ！？″血″を吐いてるｯ」



貴『ｹﾞﾎｯﾋｭｰｯ･･･炭ｯじろ･･･』



そのまま倒れて意識を失ってしまった

炭治郎はパニックになったがAにまだ息があることを確認し早く蝶屋敷に行く為素早く隠の背中に乗せた


炭「全速力でお願いしますっ、できるだけゆらさないようにもｯ」



隠「難しすぎるだろｯ！？

あーもう、任せろｯ」


炭治郎も隠の背中に乗りAのあとを追った



炭「(お願いだｯ死なないでくれｯ！！！)」









「あぁらあんたまた来たのぉ？ダメじゃなぁいい

もしかしてあちし達に会いに来たざますぅ？」



嫌な予感する。前にもこんなのあった気がするっ

目開けたくねぇぇぇ



「ちょっとぉ起きなさいよぉ、殴るわよぉ？」



貴『ひｯ！！！うわぁぁぁぁ
化け物きたぁぁぁ』



予感は的中、いつぞやのオカマ鱗滝さんとワカメタコだ･･･


待って泣きそう、出来れば一生会いたくなかったよ･･･



無「あら失礼ねェ！そんなあなたにはお仕置よぉ？

ﾑｩーーーーー」



なになに、なに！？なんでそんな唇とんがらせて私に近寄ってくるのやめて！！


鱗「ずるいわぁあたしも！

ﾑｩーーーーー」








や、やめっ！来るな！





貴『美女がいいぃぃぃ！！！！』



「きゃあ！！」



あれ、ここどこだ･･･あの化け物2体は？

ベット？･･･蝶屋敷か！



貴『あれ、カナヲ大丈夫？？』



さっきの可愛い叫び声はカナヲだったのね、ありがとう地獄から抜け出せたわ

けどね、なんでそんなに涙目で今にも泣きそうなのか私すごく気になる



カ「Aｯ2週間ずっと寝たままだったｯ！

1度は心臓も止まっちゃってｯ！！！」




私がオカマバージョンの鱗滝さん&ワカメタコから逃げ回ってた間に2週間も･･･

私のせいでカナヲ泣きそうなの･･･



貴『ごめんね？不安にさせたね、私ちゃんと生きてるから、泣かないで？』



泣き掛けのカナヲを抱きしめて落ち着かせようとした(すごくいい匂いだなぁ)


そしたらすごく逆効果だったらしくめっちゃ号泣された。
初めてこんな泣く姿見た･･･美人は泣いても綺麗･･･



ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ！！！


部屋の外の廊下からすごい数の足音が聞こえてきた

すごく怖いよこの音！？




「「「「「♪＊〜&☆#@！！」」」」」



貴『全部揃えろよ何言ってるかわかんないよ！！！』

Dr. 131→←Dr. 129

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す