私、失敗しないので

Dr. 113 ページ15

炭治郎こと炭子は鯉夏お姉たまに用があったらしく、その用が終わるとすぐ下に行ってしまった



貴『癒しが･･･今はお姉たまがいるからいいか』


少しの我慢･･･全部終わったら我慢した回数分筋肉ダルマを殴ろう。




鯉「少しは炭子くん(･･)に構ってあげてね？」



貴『そりゃもう！撫でくりまわしますよ！かわいい炭子･･･』



そうじゃないんだけれど･･･と苦笑いを浮かべるお姉たまも素敵だぁ


少し用ができたとどこかへ行った鯉夏お姉たま




貴『ひまっひま、ひまっひま。ここはー暇すぎて〜とてもー暇すぎて〜。暇すぎてっ頭ーが壊れちゃう〜･･･Hey！


CMできるわ』←




宇「暇持て余してんなァ？」


貴『めっちゃ暇やもん、ねぇ筋肉ダルマさん。構って。暇だから。』


宇「入ってすぐ花魁になるやついねぇだろ･･･」


貴『ここに居まぁす』


急に背後に現れた筋肉ダルマにまったく驚きもせず話せたのはすごく私成長したと思う
前なら多分殴ってた。


ってか暇なのこいつのせいだ。元を辿れば


ちょっとイタズラしようかな？



貴『わっちは主を見た時ぞっとしんした･･･』


筋肉ダルマの着流しを緩くつかみながら筋肉ダルマの顔を、近づける


宇「･･･やばいぞお前」


逃れようとする筋肉ダルマを掴みもっと近寄せる、多分私がここに来る前に着けた″匂い″がこの近さなら分かるだろう、



貴『なんとでもお言いなんし･･･

今夜あの月が消えてしまうその時まで、わっちと･･･』


そこまで言うと肩に小さな衝撃

見えていた部屋の襖が消え、今見えるのは天井と無駄に顔の整った筋肉ダルマ



宇「いい加減にしねぇとほんとに食うぞ」



貴『そうだね、やめたわドケ。』



ここまでのイタズラは初めてしたけどかかってくれるとすごく楽しい

清々したよ！


起き上がろうとするが押し倒された時に押さえられた腕が全く動かない



貴『ちょっ、どいてって』



ビクともしないよ･･･こいつほんとに筋肉ダルマだ。

すると筋肉ダルマの顔が首に近づいてきた



宇「お前ここまでしといてどけと？･･･男舐めんなよ」


貴『まじか･･･ちょ、首首！！』


めっちゃくすぐったい！！！笑う笑うって！



貴『いて！？』


宇「餓鬼が一丁前に煽ってんじゃねぇよ･･･

何度か見回りには来る。まぁ励めや。」



なんだよアレ。首にチクッときたぞ


まじか･･･



首には小さな赤い花が咲いてましたとさ！


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ぞっとしんした(ぞっとする)･･･タイプの人を見つけた時に言う言葉

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