私、失敗しないので

Dr. 89 ページ40

貴『はっっ！！！


あれ？みんなは！？私だけ！？』


目覚めると炭治郎達は居なくて何故か手には焼き切れたような縄があった


貴『何だこの縄･･･ってうわぁぁ！？』


鉄の擦れる爆音と同時に大きく車体が揺れ始めた

私がいた車両は完全にひっくりかえっている、


ワァイ天井にたったの初めて。





貴『炭治郎！！禰豆子！善逸に伊之助！

あと柱』



近くに気配はないし･･･外！？



貴『ごめんなさい！！器物損壊で訴えないでね！不可抗力っ！！』



パリンと窓ガラスを粉々に蹴り割り外に出た


外に出て見た列車は悲惨な状態だった

全ての車体がひっくり返っているか横たわっていたりぐしゃっと潰れていたりと




少し走って行くとバリバリ目立つ炎のような羽織を着ている柱の煉獄と怪我をしたのか辛そうに横たわっている炭治郎がいた


貴『うわぁぁぁぁぁ炭治郎ぉぉぉぉぉ』



腹を刺されていた、止血はなんとかしたらしい･･･おいこの隊服ボロいんじゃないか鉄入れとけよクソ



炭「A！！良かった目を覚まして･･･」



貴『ごめんね早く起きれなくてっ！！炭治郎の声が聞こえて起きたんだ』



炭治郎の声聞こえてなかったらきっと夢から出てこれなかったと思う･･･


貴『止血はしてるんでしょ』



煉「あぁ！呼吸で止血をさせた！君も全集中の常中ができるんだな！関心関心！」



声でかっ！！！？なんなの耳元でそんなに大きい声出しやがって嫌がらせか。

いや悪気無さそうこの顔･･･悪気あったら問答無用で殴ってたけど･･･


貴『とにかく傷見せて』


炭「大丈夫だよ、止血もしたし」



貴『止血は大急処置の中の大急処置！！医者の言うことは聞けデコ、とっとと傷見せる！！！』


無理やり脱がせて(←)傷を見る、止血はされてるけどいつまた出血するかわからない･･･

傷は･･･良かったそこまで深いわけじゃないけどちょっと縫わなきゃなぁ


貴『10秒･･･我慢してね』



炭「え、その針どこからっｳｯ！！！」


5針で大丈夫だな消毒ぶっかけて縫い始める



残り1秒


貴『はい終了、一つ一つ硬めに結んどいたからちょっとやそっとじゃ取れない包帯で固定するよ、ったく馬鹿炭治郎』



炭「ごめんなさい･･･」




存在忘れてたけど後に柱いたわ･･･めっちゃガン見してくるやんやば怖目どこ向いてんの



煉「よもや！本当に凄腕医師だったとは！見事だった！！」


貴『えーもしかしてこの人の口癖よもやとかじゃないよね。』←



辞めてよー周りに個性強いヤツ多すぎて胃が痛くなる

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