私、失敗しないので

Dr. 83 ページ34

この時代の汽車くっさ。凄い油の匂いと鉄の匂い･･･


さっき任務がないのになんであんな悲しい別れしたんだー！とか善逸が炭治郎に言ってた


実際私もまだカナヲ達と喋りたかったし、せっかく城之内さん出てきたのにっ！！あの人結構な努力家で頭もいいんだよ、あの本の内容もうほとんど覚えてて、あとは実践試すのみ

鬼殺隊の隊士はやめたけど私の医者の手伝いをしてくれるらしい、麻酔科医として


ありがたやー




貴『もうこの時代刀って持ってたら銃刀法違反･･･』



善「じゅうとう？でも刀は持ってちゃダメだよな、俺たち鬼殺隊は政府公認の組織じゃないからな堂々と刀持てないんだよな、鬼がなんて言っても混乱させるだけだし」




炭「一生懸命頑張ってるのに･･･」




まぁ実はこの国沢山鬼いましたなんて言ったら大混乱、

多分鬼殺隊は潰されるだろう


善「まあ仕方ねぇよ、とりあえず刀は背中に隠そう」



私白衣あってよかった、長いから隠しやすい




伊「んふは」


めっちゃキラキラした感じで背中に刀を隠しているのを見せてくる



善「丸見えだよ服着ろ馬鹿」



貴『伊之助なんだから服着れるよね？』



伊「着れるわボケェ！！」



そう言って上半身の隊服を着てどうだと見せてくる伊之助に一言言いたい

それが普通だ馬鹿




炭「"無限列車"っていうのに乗れば煉獄さんと会えるはずなんだけど･･･既に煉獄さんは乗り込んでるらしい」


煉獄さんってもう覚えてないなぁ、誰だったんだ？柱だって言われただけで誰かわからんかったんだよねー



善「その人に会うのかよ、じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ」


炭「ありがとう！！」



わ、善逸がお兄さんしてる



貴『珍しくお兄さんっぽい』



善「ホントのことなんだけど改めて言われると悲しい！！」



騒ぎ起こすなよ！と言って切符を買いに行った




貴『ところで何を聞きたいの？その煉獄さんとかいう人に』



炭「実はこの前の那田蜘蛛山の戦いで十二鬼月の下弦の伍と戦ったんだ、相手がすごく強くて死にかけた時に父さんのヒノカミ神楽を思い出して、そしたらヒノカミ神楽が使えたんだ。
ヒノカミ神楽は何なのか、それを聞きに行くんだ」



へぇ、私がいない間にそんなことが･･･



貴『その煉獄さんはヒノカミ神楽のこと知ってんのかねぇ？』



炭「分からない･･･でもまずは聞いてみないと何もわからないから」




さすが炭治郎･･･ヒノカミ神楽ってなんやそれって思うけど凄そうなのはわかる。

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