私、失敗しないので

Dr. 76 ページ27

貴『ちょっと私の顔面偏差値高くなったかも』



炭「話の途中で何言ってるんだ？？」



そりゃそうだわな、ごめんよ炭治郎でもなんか突然そんな感じがしたのよ許せ




貴『話戻すね、実は私があの山入った時溶けかけてた男の人がいてさ、もう手足も溶けてて手1本しか残ってなかったんだけど、何とか治療したんだよね･･･義足と義手作んないとなって』


あの人どこに居るんだろう･･･さっきの子に聞きに行こう･･･





貴『ちょっとアオイに聞いてくるから炭治郎休んでな』



あ、ちょっと！！という声が聞こえたけど結構精神危ないあの男の人が気になりすぎて痛む足もこの時、感じなかった


早足で歩いているとアオイを見つけた、




貴『アオイ！！』



声をかけると振り向いたがすごく驚いた顔をされた、


ア「何してるんですか！！貴方も怪我してますよね！？安静になさって下さい！！」




貴『両足と左手が無い男の人居ない？この山の一件で連れてこられたと思うんだけど』



話を聞いてくださいと怒られたがちゃんと案内してくれた

連れてこられた部屋にはとても重症で苦しむ人の声が聞こえる部屋だった、



ア「コチラには前の戦いで負傷し戦えなくなった人、精神が壊れかけている人がいます。」



そう言ったアオイはとても苦しそうで、泣きそうだった



開けると痛みに苦しむ叫びや目が死にかけている人の顔がいくつもあった
そして医者のような白衣を着た男が1人


「入ってこられては困ります。出て行ってください」



貴『私医者、見てわかんない？白衣着てますけど』



何故か病人を見せないようにして私を追い払おうとした

その顔には焦りが見えた


それに気づいた私は医者を蹴飛ばし患者を見た



貴『何これ、手術後？？

あんたこれ手術したの？』


顔が真っ青になった医者は私と目も合わさずこう答えた



「し、してない。」



貴『へぇ？？なんで目合わせないの？


この患者、手術後に半身不随になったんじゃないの？？』

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