私、失敗しないので

Dr. 51 ページ2

あの手毬の女･･･あの女は、






貴『えー超可愛いやんお茶しようよこんな殺伐とした空気やめてさ』



「何を言うておるのじゃ！」



めっちゃ引かれた流石にその顔はやめて辛い泣く。炭治郎でもそんな顔したことないよ。



いじけようかな･･･




貴『あ、そう言えば十二鬼月って何？』




珠「あなたは気絶していましたからね･･･十二鬼月は鬼舞辻直属の配下であり力もこれまでの鬼より強いです」



はへぇ、十二鬼月なんてかっこいい名前つけられやがって。
まぁ私はデーモンだけど、･･･これかっこいいか？



可愛いじゃね？←




珠世さんから話を聞いているうちに炭治郎は向こうの方の手に目がある男の方へ、禰豆子がこの手毬女子と戦うことに




貴『禰豆子、無理はしないでくれ。お姉ちゃん死ぬほど心配だから』



禰「ムゥ！」



貴『お利口さん』



禰豆子の頭を人撫でし、手毬女へ目線を向ける。気味が悪いほどニヤニヤと笑っていて今にも手毬を投げそうだ。けど可愛い。



ドｯ！！！！

大きな音ともに炭治郎の苦しそうな声が聞こえた
手のひらお目目の男がこちらを向いた

「朱紗丸よ、そちらにいるのは"逃れ者"の珠世ではないか？これはいい手土産じゃ」


あーこの手毬女朱紗丸って言うんだ。すごい名前〜誰が附けてくれたのかな？･･･ワカメタコ？いやいやいや


逃れ者ってなんや？



朱「そうかえ！！」


いや朱紗丸ちゃん聞き流しとるで、てか禰豆子にそんな危ない手毬投げんなやコラ



貴『ばっ！禰豆子！やめろ！』



珠「蹴っては駄目よ！！」


禰豆子が朱紗丸の投げたボールを蹴ろうと足を出したが


無理だった、禰豆子の足はちぎれてしまった




貴『珠世さん、禰豆子お願いね･･･』






朱紗丸ちゃーんごめんね、私怒っちゃったよ･･･


こっからはもう手加減なしだよ
てかなに手のひらお目目の男と話してるの？よそ見禁物アホ


貴『無駄話してんじゃないよ、はぁ･･･十二鬼月だかなんだか知らないけどもう調子乗んな



万物の呼吸 参ノ型 鏡花水月･･･』



朱「ふん！何が調子に乗るなじゃ、どうせお主は勝てんわ」



そう言ってさっきよりも早い速度で手毬を私に投げてきた


ひゅん･･････



朱「な！！！何故消えた！？何処へ行ったのじゃ！！」


手毬を投げたが当たらず風と共に姿が消えた



貴『今夜は蜃気楼が起こるでしょう･･･ご注意を？』



朱「！！？おのれ！！」



貴『万物の呼吸 伍ノ型 千紫万紅

大丈夫、殺さないよ･･･まだね』

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