私だけに塩対応なジェヒョン君。 (ページ27)

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Episode 27 ページ27

JH｢...これでわかった？｣

これでわかった？って言われましても...私には今何が起こったかすら把握出来ていない。

A｢え、今、え、え？？？？｣

JH｢...もう一度した方がいいならするけど。｣

A｢い！いや！？大丈夫です！！！！！わかりました！！！｣

そう言って必死に回避する。

JH｢...で返事は？｣

A｢え｣

JH｢俺告白したんだけど？｣

そう言ってまた迫ってくるジェヒョン君。

A｢あっえっ、えっと...｣

その時、美術室の扉が開いた音がした。

ガチャ

お互い急いで離れて準備室を出る。

YT｢あれ？お前らなんでいるん？｣

A｢悠太先生！？なんで！！｣

YT｢さっき居残りに使ってたらしい生徒がここの鍵返しに来て窓とか戸締りしたか聞こうとしてんけどさっさと帰っちゃったから仕方なく確認しにきてん｣

A｢よ、良かった...｣

YT｢で何でいるん？｣

JH｢閉じ込A｢いや！授業の方の美術の課題がなかなか終わらなくて！持って帰ってやろうと思って準備室に探しに来たんです！そしたら気付かれずに閉められちゃって...｣

遮られたジェヒョン君が怪訝な顔をして見てくる。

YT｢あーなるほどなあ。見つけたのが俺やから良かったけど他の先生やったらめっちゃ怒られると思うから次は気をつけろよー笑｣

A｢はい！｣

JH｢..はい。｣

それから教室に戻って急いで荷物を取る。

A｢じゃ、じゃあねジェヒョン君！｣

そう言って帰ろうとすると

JH｢...またちゃんと聞かせて、返事。｣

そう言ってジェヒョン君が見つめてくる。

A｢....うん。｣

そう言って教室を後にした。