私だけに塩対応なジェヒョン君。 (ページ1)

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Episode 1 ページ1

【ジェヒョン君おはよう～！】
【チョンジェヒョン～！】

『おはよう～！^^』

今日もその素晴らしい奇跡の見た目、素晴らしい笑顔、そして愛嬌で男女を虜にする私の王子様、チョンジェヒョン君。

でもなぜか

A｢ジェヒョン君おはよう今日も素敵です付き合ってください！｣

『...毎日毎日ご苦労さま』

私にだけは塩対応。

A｢なんで私にだけそんなに冷たいの！？｣

JH『お前がしつこいの。』

このお前呼びにもキュンとしてしまう私はかなりの重症だ。

A｢私ジェヒョン君のこと絶対幸せにできる自信あるよ！だからどう？｣

JH『だからどう？じゃない。』

冷静に全てを全否定しながらカバンから教科書を取り出すジェヒョン君。

『だいたいあんたの俺に対する好きはアイドルに対する好きみたいなもんでしょ？』

A｢だから違うって！！｣

いつも繰り広げられる朝の光景を今日も今日とて交わす私達。

A｢あっ、ジェヒョン君昨日も私の送ったカトク返してくれなかったでしょ？！｣

JH『今何してる？夜ご飯は何食べたの？パンツ何色？パンツ何色！？！？』

私が送ったメッセージを朗読するジェヒョン君。

A｢それはちょっと気になったというかなんというか、、、｣

JH｢普通好きな人には恥ずかしくて聞けないものじゃないの？？？？｣

A｢それが私は聞けちゃうんだよね～！？｣

JH『何その変な要らない勇気、、、』

カウン【二人ともまた朝からやってるの？】

A｢あカウン！おはよう！｣

JH『おはよう、、、』

【ジェヒョン君疲れてるじゃん笑】

JH『もっと早く来てよ、、、』

カウン【ごめんねここ家からだと遠いんだ～あ、A。あんたのことドヨン先生探してたよ。コンクールがどうたらこうたら言ってた。】

A｢え、ほんと！？ごめんちょっといってくるね！｣

実はこう見えて私は美術部の部長だ。

実は次のコンクールの結果次第ではある事が決まるかもしれないのでいつも以上に先生は重要視している。

でもそれはカウンにもジェヒョン君にも言っていない

もう朝のHRまで時間もあまり残されていないので駆け足で職員室へと向かう。