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LIV ページ17
うわぁぁんと小さい子供のように泣き続ける私を、
2人は黙って背中をさすってくれていた。
と思っても次から次に溢れる涙と込み上げてくる嗚咽
に上手く言葉が出てこない。
『わ、私…じゅつの、せいにっして、とっ…、とげ…くんにっ…』
真「A。大丈夫だ。落ち着いてからでいい。話したい時に話せ。」
野「そうよ、今は吐くだけ吐いちゃいなさい。話は後でいくらでも聞いてあげるわ。」
そう言ってくれる2人の温かさにもっと涙が溢れてくる。
『あり、がっ、とう……。』
私は2人を抱きしめた。
ーーーーーーーーーーーーーー
五「…。」
保健室の扉から背中を離して、五条はコツコツと廊下を歩いていった。
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作者名：こむぎ | 作成日時：2021年1月3日 13時
