ねぇ、こっち向いて？ (ページ8)

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第6話増えていく後悔ページ8

ーAsideー

どうしよう...怖すぎる
なんで...鬱から連絡が来ないんだろう
この間家に泊まりに来て以来、鬱からの連絡が来なくなった

A｢あき...られた？｣

飽きられてしまったのか
それとも、ウザいとおもわれてしまったのか
まぁ、そのどれかだろう

A｢どうしよう...どうしよう...｣

鬱に捨てられるのは想像したくない
今の私には鬱しか居ないのだ。
だからこそ、最近は仕事以外は外へ出てないのだ

A｢...鬱...会いたいよ｣

あの声が聞きたい...あの顔がみたい
暇つぶしでもいいから、また逢いに来て...

コネシマ｢A〜？居らんのか？｣

コネシマは毎日来てくれるが私は返事をしてない
鬱を裏切りたくなかった
ただでさえ返事も無いし会えてないのに
これ以上嫌われたくない...

A｢どうしよ...どうすればいいの？｣

鬱は今、何してるんだろう
また、女の子でめ捕まえてるのかな

私が、もっと女の子らしかったら
鬱はここに居てくれたのかな？

自分が嫌いになりそう...

鬱｢お？コネシマここで何しとるん？｣

コネシマ｢大先生こそ！どこいっとったんや！｣

鬱｢いやぁ...さきちゃんがさぁ...｣

コネシマ｢お前の彼女はAちゃうんけ！？｣

ふと、外から怒鳴り声と共に
コネシマと鬱の声が聞こえた

鬱｢な...さきちゃんやって彼女や！｣

コネシマ｢...ざけんな！｣

...聞きたくなった
私は...もう要らないんだね...