こんな私でもいいんですか？

＊ ページ18

−放課後−


結局、誰も来なくてずっと泣いていた。





明日、文化祭なのに......このままじゃ参加できない。それにジニョン君とダニエル君と回る約束したのに。...





「誰か！助けて！！誰か！！」





精一杯の声を出したけどなんの反応もない。





−夜−


何時間経ったんだろう。もう夜かな。親は今日飲み会に行くって言ってたから心配するわけもなく。
今日はここでずっと過ごさないといけないみたい...。





立ってる状態で腕を縛られてるから寝ようにも寝れない。どうしよう...





−朝−


結局、朝まで立ったまま泣き続けていた。





もう叫ぶ力もない。文化祭どうしよう。...ジニョン君達に迷惑かけないかな...。





そんなことを考えていると向こうの方から何人かの話し声が聞こえた。









−wanna oneの会話−


ジェ「ねぇねぇ、今日めい来てた？」


ウジン「そういえば、教室にいなかったよな」


ジフン「え、まじ？風邪とか？！」


ダニエル「え！せっかくジニョンにお許しもらったのに〜！」


ペジ「やっぱ俺と回りたくなかったのかな」


ミニョン「Aちゃんどうしたんだろ...」


デフィ「せっかくヌナのためにダンスの練習頑張ったのに〜！」


クァ「僕も〜！」


ジソン「とりあえず、今日は本番ということで屋上でリハーサルするよ！」


ソンウン「(俺、Aの頼りになってるかな...)」


ソンウ「それにしても、ほんとにAが来れないなんて心配...」




ガチャ





ジソン「ん？あれなんだ？......お弁当箱？」


ジェ「あ！ほんとだ！なんか具がいっぱい散らかってる」


デフィ「このお弁当箱どうしたんだろ。忘れ物かな...？」


ウジン「いや、さすがにお弁当箱は忘れないだろ、」


ミニョン「誰か昨日屋上で練習してなかったっけ？」


ダニエル「あ、俺俺！」


ミニョン「その時誰かいた？」


ダニエル「あ！Aがいた！そういえばお弁当箱持ってた！！」


ジフン「ていうことはAの弁当箱ってことだよな？」


ソンウン「まぁ、そうなるよな」


ミニョン「僕がお弁当片付けとくから先に練習してて！」


ジソン「頼んだ！ありがとな！よし！Aちゃんが気になるけど今は練習しないと！」


全員「「はーい...」」





〜♪〜〜♪♪〜〜♪〜♪♪♪〜〜♪



ソンウ「ちょっと音楽止めて！！！」





プチっ





ジェ「どうした？」





ソンウ「なんか声聞こえない？...」

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