No.16 失礼ナヤツ ページ18
「うわ、いきなりなんなのさ」
「いやぁ、最近強い敵がいなくてですねぇ」
退屈なんですよ、と言いながら什造は2人にナイフを投げる。ヒソカはゾクゾクしながら、イルミは面倒くさそうにそれを避け、目の前の少年を見る
什造はナイフを避けた2人におぉ、と目を輝かせた
Aはナイフを抜き取って顔を上げる
そして赫子を什造の足元に突き刺した
ビルの屋上が抉れ、そこには穴が空いた
「あわわ、いきなり何するですぅA」
『…それはこっちのセリフだよ。人の腕にクインケぶっ刺して、いきなり攻撃って』
Aは呆れたように什造を見る。什造は指先でクインケをクルクル回しながらごめんなさーい、と謝った
まぁ、当たり前のことだが反省はしていないようで、また2人に斬り掛かる
するとイルミは什造の手を掴んでその動きを止めた
什造は驚いて離れようとするがイルミの腕の力が強いため、なかなか動けなかった
「わー、全然動かないです」
「いきなり人に攻撃して、全然反省してないし、ヒソカは興奮するし。なんなのキミ」
イルミははぁ、と溜息を吐く
それに対して什造はえへへ、と悪びれもなく笑った
それを見てイルミは握る手の力を強める
「やや、いてててー」
「全然痛そうじゃないけど♢」
興奮が治まったのか(実際まだ興奮してる。大変気持ち悪い。)ヒソカは腰に手を当てなが什造を見る。そしてAの方へと歩き、手を差し伸べた
「大丈夫かい？立てる？」
『…だいじょうぶです、』
Aはヒソカの手を取り立ち上がる
ヒソカはチラリとAの傷口を見た。確かにそこの傷は塞がっていて、バレないようにくつくつと笑った
「で、誰なのコイツ」
「うー、オニーサン腕痛いですぅ、」
嘘泣きをする什造を無視してAは口を開く
『えー、と、鈴屋什造。さっき説明したCCGの喰種を狩る人です』
「最近にとーそーさかんになったです〜」
什造はまだ腕を掴まれているにも関わらずへらへらと笑って言った
「へー…CCGね、スズヤジュウゾウ…」
「君はなんでボク達に襲い掛かってきたんだい？」
「えーと、アナタ達が強そうだったからです」
「…それだけ？」
「ハイ」
「…」
『彼はそういう人です』
イルミは馬鹿が増えただけか…と心の中で呟いた
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ササク(プロフ) - HUNTER×HUNTERと東京喰種二つとも大好きな作品なんですが、まさかクロスオーバーが読めるとは思ってなかったんで今めっちゃテンション上がってます！あと、作者さんの書く文章と内容が素晴らしくて性癖にキますねw応援してます❕ (2023年2月15日 19時) (
レス) id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年5月9日 8時
