No.14 喰種トハ ページ16
『喰種は人間ではありません』
「じゃあAも人間じゃないってことだよね」
『はい。同じ姿かたちでも、全然違うです
喰種の最もわかりやすい特徴は、赫子と赫眼です』
そういいAは自分の目を赤くし腰あたりからは赫子をだす
2人は少し目を見開いてそれを見る
『赫眼は喰種の中にあるRc細胞の作用によって目に細胞が集まるものです。そして赫子、赫子は喰種特有の器官、赫包というところからでてきます。赫子には種類が4つあるです。肩あたりから生える羽赫、肩甲骨のしたから生える甲赫、腰あたりから生える鱗赫、尾骶骨付近から生える尾赫』
Aは後ろを向いて自分の背中を指さしながら言う
『羽赫は羽みたいな形で高速攻撃が得意ですね、でも持久力がないからすぐ疲れちゃうです
甲赫は金属質だからとても頑丈です、でも重いのでスピードが遅くなるですね
鱗赫は一撃必殺が得意ですが赫子自体が脆いです
尾赫は中距離戦が得意でバランスがとれるタイプです』
「ふーん。戦うときの得意不得意はあるの?」
『勿論、赫子はジャンケンみたいな感じで、羽赫は甲赫に弱くて、甲赫は鱗赫に弱くて、鱗赫は尾赫に弱くて、尾赫は羽赫に弱いです』
「…同じ種でも殺し合うようにできてるんだね」
それを聞いてAはよく気づきましたね、と笑う
『まぁ、それも何でか後からわかるですよ
次に違うのは身体能力です。喰種の身体能力は人間の数倍にも及びます。それに治癒力も人間の倍で、普通の刃物、銃は喰種に通用しません』
「だから刀もぐにゃぐにゃになったんだね。じゃあ君達はグール同士でしか攻撃できないのかい?」
『はい。喰種に通用するのは喰種だけです。人間はそれに気づいてボク達の赫包から作った武器、クインケを使って喰種と戦います』
名前は自分のカバンからナイフを取り出した
赤と黒を基準とした色のナイフは、普通に見えるがこれがクインケだそうだ
『この武器を使って喰種と戦う機関をCCGといいます』
「なにそれ。初めて聞いた」
『そうなんですか?まぁ、これも後で説明するです』
Aはナイフを指でくるくると回しながら笑った
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ササク(プロフ) - HUNTER×HUNTERと東京喰種二つとも大好きな作品なんですが、まさかクロスオーバーが読めるとは思ってなかったんで今めっちゃテンション上がってます!あと、作者さんの書く文章と内容が素晴らしくて性癖にキますねw応援してます❕ (2023年2月15日 19時) (レス) id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年5月9日 8時