我が儘付喪神様 ページ33
山姥切｢宗三…お前いつまで出陣しない気だ｣
自室でお茶をすする宗三に呆れながら言う山姥切
そんな気怠そうな彼を見て、宗三も気怠そうな視線を上げた
宗三｢出陣…軽傷でも負ったらどうするんですか？私はあの小娘に手入れが出来るようには見えませんが…｣
つらつらと卑屈な言い訳を並べる宗三に、更に顔を引き攣らせる山姥切
山姥切｢…本当の理由は何だ。お前は知っているだろ、主が定期的に刀の手入れをしている事｣
山姥切の言葉に、図星だったのか 焦るように口元を袖で隠し 視線を泳がせる
宗三｢…刀装の特上がないからです｣
山姥切｢そんなの主に頼めば貰えるぞ｣
宗三｢…ここの本丸には馬がいないからです｣
山姥切 ｢ここの刀剣は機動力が高くてな。｣
宗三｢…お腹が空きました｣
山姥切 ｢先程朝食を食べたばかりだが｣
あらゆる言い訳を言い尽くしたのか、宗三は気まづそうに目を伏せた
山姥切｢お前が、そこまでして出陣したくない理由は何だ｣
山姥切が問い詰めると、諦めたかの様に髪をかきあげて立ち上がる宗三
その手には自身の刀が握られている
宗三｢……今日は、何か嫌な予感がします…｣
宗三はポツリと呟いた
山姥切は特に気に止めないのか、背を向けながら｢検非違使がまだ出ていない時代だ｣と言い、宗左の部屋を出ていった
山姥切の言いたい事は杞憂だろう、と言う事
宗三｢…誰も戦場で、とは言ってないのですがね｣
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月28日 6時) (
レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
愛瑠(プロフ) - この作品pixivにありませんでしたか？ (2018年2月14日 21時) (レス) id: 0690eea080 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - あ、なるほどそういうことだったんですね。誤解すみません (2015年8月23日 7時) (レス) id: e3d4af0da7 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - あのセリフだと平野君ではなく前田君ですよ (2015年8月22日 19時) (レス) id: e3d4af0da7 (このIDを非表示/違反報告)
まろん＠苗(プロフ) - ちょっと壊れてるアニキ・・・・アリだ!!(( (2015年8月21日 22時) (レス) id: c9854da363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：馴れ合うつもりはない。 | 作成日時：2015年7月23日 4時
