居場所をくれた貴方達。[wrwrd] (ページ21)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:3,069 hit

私の忘れてた過去ページ21

Aside

これは、私が戦争軍基、我々国幹部になる前の話。

私は普通の家庭で暮らしていた。今思えば普通じゃない家庭で。
私は普通に両親がいて、毎日農作業をして、野菜を売って、暮らしていた。
でも、愛を貰っていると錯覚して暮らしてた。

ある晴天だった日に買い物に行った帰り、両親に言われたお店に行った。

ここで行かなければ苦しい思いはしなかった。でも、我々国と会えなかったと思う。

その行ったお店は雰囲気がいいレストラン。でも、裏は悪徳な人身売買のお店で、

両親に私は売られた。
信じれなかった。愛されて、幸せに生きてる、そう思ってたから。
すぐに逃げ出した。外は雷雨の日。豹変した天気も両親みたいで嫌だった。

逃げて、走って、曲がって、逃げて、撒いた所で気付いた。

どこに帰ればいいんだろうって。そう気付いた。

その時に思い出したのは町外れの壊れた建物。友達と秘密基地っていって遊んだ場所。
そこにいって雨を防いだ。それでも寒くて怖くて嫌だった。
とりあえず状況を整理しなければ生きていけない。そう思えば状況整理を始めた。

まず、両親にレストランに行くよういわれ、行った。
そこで売られそうになり、逃げ出した。
逃げきったけど帰る場所がない。今が此処。

短いけど、６時間くらいの話。