居場所をくれた貴方達。[wrwrd] (ページ16)

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本部とは。ページ16

『だぁぁぁぁいぃぃせぇぇぇぇんんん！生きてる？！』

どっかのチワワみたいに大きな声で叫びながら大先こと、大先生にどつく。
いきなりで倒れ込んだけど生きてるよね！大丈夫！大先だし、！

｢わぁぁぁ？！って、Aちゃん？！どうしたん？｣

立ち上がれば煙草に火をつける大先。戦場だぞごら。

『大先！戦場だよ！トン氏にいっちゃうよ！で、そうそう！次に前線近いのって誰かわかる？』

｢それは勘弁！…え、まさか一人で前線行くつもりなん？馬鹿なん？それこそトンちに怒られるんちゃう？馬鹿なん？｣

『大先にいわれたくない。後、馬鹿馬鹿煩い！大先にいわれたくない！それに前線組の援護行くだけだし！』

｢あー、それならええんちゃう？次に近いのは簡易本部だと思うで。｣

『なんだ、本部か。………え、本部？え？城は？』

｢Aちゃん、インカムの電源入れてないやろ…。簡易本部は前線近くにあるんよ。シャオちゃんの警備で。
トンちとマンちゃんは城で街の人の安全確認したり警備したりしとんよ。ロボロも城でセキュリティー室にこもっとんちゃう？｣

『あ、そっか。ありがとう！じゃ、行ってくるね！』

そういいながらダガーを構えて、本部に走り出した。

あ、方向聞くの忘れたけどインカムあるし、いっか。
チワワじゃないし迷わなーい。私だし、大丈夫でしょ！

と、思ってた時期が私にもありました。四方八方敵って、どうゆうことよ。私ｨｨｨ。

考えている間にも、しっかりとダガーを握りなおし、敵兵を見定めた。