居場所をくれた貴方達。[wrwrd] (ページ12)

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一対三十とかいう理不尽。ページ12

戦争が始まれば私はすぐにダガーを手にとって、敵に突っ込んだ。

すぐに三人の首を切れば、残りがこちらに視線を向けた。

ただ、私はその敵の奥にいる、この国の人々を真っ直ぐに見て、そちらに紙飛行機を飛ばした。

すぐに作った雑な作り。人々に届くにはギリギリだったが届いた。

その紙飛行機を開いた人々は、城に向かい、走っていった。

『理解感謝。人々よ。』

そう小さく呟けば敵たちは人質に逃げられたことに腹をたててか、こちらに銃を向けて、弾を放った。

、構えてから撃つまでが遅い。ここまで遅すぎると相手の懐に潜り込むのは楽だった。

潜り込めば上をみて、ダガーを使い、首に一線を引いた。

赤が吹き出し、そいつは倒れていた。

順番に相手をしていたとき、右肩と横腹に鈍い痛み。

、やったな。

目の前の敵に集中しすぎて周りを見ていなかった。

大先かよ、私。小さく笑いつつ、膝から崩れた。

敵に取り押さえられ、首にはナイフが当てられてる。

下手に動けないな。

呑気に考えていると、ナイフを当てていた敵の手から赤が流れ、ナイフは倒れた。

『、やるならナイフを飛ばしてよ、____』