#044 ページ44
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「おまたせ、待った？」
「ううん、大丈夫だよ」
「じゃ、行こっか。」
ジョングクが私の腕を掴み、ジョングクの腕へと絡められた
私は世間にバレたらまずいから、スキンシップすることもできないなってら思っていたけど
ジョングクは"Aとはぐれないように”って勝手な理由をこじつけてやってくれて彼なりの優しさかなってキュンとしてしまった
それに、ジョングクが忙しいのにわざわざホテルまで迎えにきてくれた
「この服カッコイイ！グク、合わせてみて」
「ほんとだ、ねえこっちも見て可愛いワンピースじゃない？」
2人してお店の中を駆け回って、見つけた服を持ってきてお互いに着せあいっこした
時間かかるかなって思ったけど意外とすんなりと決まった
「グク、凄い似合ってるよ」
「Aもね？」
2人で目を合わせて微笑んだ。
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アクセサリーお店に入ってピアスを見ていたらとてもかわいいデザインをみつけた
ブランド物だしまた香港にくる機会もあると思うし今回は御預けかなって思っていた
「そのピアス欲しいの？」
「えっ？あぁ、素敵なデザインだと思って。
最近また新しく開けたからつけたいなって思
ってたの」
「もう、欲しいなら言ってよね。素直じゃない
んだから。」
「いいよ？また次来たとき自分で買うから！」
「俺とお揃いにしよ」
私が断ろうとそうすると彼はすみませんと店員さんに声をかけていてとめることもできなかった
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作者名：千夏 | 作成日時：2019年4月4日 20時
