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JK side
「次は歌手のAさんです！」
俺はスマホでレッドカーペットの様子を見ていた
タイミングよくAが入ってきた
そうすると沢山のカメラが一気に彼女へと注目した
「皆さんこんにちは！Aです！」
司会「ではさっそくですが、今年はどんな1年になりましたか？」
「あっという間に1年が経って、とても濃い1
年になったと感じています。」
司会「そうですね、Aさんは世界各地にまわっていましたもんね！最後の質問です！
今年1年間振り返って宝物や大切なものなどはありますか？」
「あっ、えっと、宝物はこれです」
そうするとAはマイクを握っている右手の薬指を見せた。このリングって確か俺がこの間会ったときに上着のポケットに入れたやつだっけ
「このリング、私の大切な人からの贈り物な
んです。」
司会「おぉ、とても綺麗なリングですね。ずばり、その大切な人を教えてもらってもよろしいでしょうか？」
そんな質問されると思っていなかったのか、結構あたふたしている。頬を薄ら赤く染まっていて多分恥ずかしがってると思う
「これは私と大切な人の秘密です！」
司会「おー、羨ましいですね！とてもロマンチックですねー！」
Aから俺のことを紹介してくれるだなんて思ってもいなかった。俺的には、結構匂わせてきたはずなんだけど
でも、まだ誰も俺とAが恋人に近い関係だと気づいてはいないと思う
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作者名：千夏 | 作成日時：2019年4月4日 20時
