人間不信の少女が日本代表になり、世界へ行くそうです２【オリオンの刻印】 (ページ12)

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60.切られたページ12

Aside

私は痛みのあまり座り込んだ。やはりロボットのスパイクには刃物が仕掛けてあった。私が庇ってなければ今頃坂は...。

坂野上「Aさん⁉︎大丈夫ですか⁉︎」

風丸「！Aそれ、まさかさっきアイツにやられたのか⁉︎」

声がしたほうを見るといつの間にかフィールドにいたイナジャパがいた。

『....卑怯な手をするヤツらのことだ。こういう仕掛けがあってもおかしくない。実際、アイツのスパイクに刃物が仕込まれてたから』

鬼道「敵はここまでするのか...！(怒)」

ゴーグルは怒りを燃やしていた。

稲森「Aさん立てますか？」

『お前に言われなくても立tっ』ｽﾞｷｯ

立とうとしたらまた激痛が走って体制を崩してしまった。

吉良「大丈夫かよ⁉︎」

『っ大丈夫に決まって...っ』ｽﾞｷｯ

吉良「....ほら、俺様が手を貸してやるよ」

もじゃもじゃは私に向かって手を伸ばした。

『.....もじゃもじゃがそこまで言うなら借りてやるよ』

私はもじゃもじゃの手に掴んでなんとか立ち上がれた。