転生物語25 ページ32
森の中で無事にキルアと合流し、探索。
そして尾行されてます←
キルア「付けられてるな」
A「うん。でもすぐ分かるから素人だね」
そして溜息をつきながらキルアが歩みを止める。
キルア「ずっとつけてるけど、バレバレだぜ
出てこいよ。遊ぼうぜ」
・・・
キルア「出てこねーな」
A「ビビってるだけだったりして」
冗談交じりな言い方だが、本当のことなのだ。
ガサガサ
出てきた人は3人。
その中のひとりが喋り出す。イモリだ。
イモリ「なぁボウズ、プレートをくれねぇか
大人しくしとけば何もしねぇ」
原作通り、この後キルアが吹っ飛ばされるのだけど...
キルア「..バーカ」
ドゴッ
見てらんないよねぇ!
今の私は蹴りを防ぐのは無理だ。
なのでせめてもの救いでキルアが吹っ飛ばされるところへ行き、クッション代わりになる。
キルア「...!」
A「大丈夫?キルア、怪我してない?」
キルア「あ、あぁ大丈夫」
キルアは驚いたように目を見開く。
原作では怪我はしてないが、普通の人ならダウンは免れない蹴りだ。
こうしてキルアと私は第四次試験開始一日目にして、プレートをゲットしたのだった。
...
夜....
私たち2人は寝床を決め寝る。
最初は別々で寝るはずだったのだが、私がゴンの話をした途端に焦ったようにキルアが一緒に寝ることを提案してきたのだ。何故?知らん。
タワーの時は3日寝なくても大丈夫と言っていたキルアだが、珍しく今回は寝ている。
私はというと、いつもはゴンと寝ているので妙に目が冴えて眠れないのだ。
歌でも歌いながら眠気を待つ。
歌は『花は咲く』
歌のように青春なんてなかったし、好きな人もいなければ、花すら見たことがなかった。
でもどこか共感できるところがある。
何よりも、転生してからというものの、私は何を残したのか、考えてみたくなる。
キルア「......なんて曲だ?」
A「え!?起きてたの!?キルア」
キルア「あぁまあな」
A「ぁ曲だったよね、『花は咲く』だよ
この歌はね、歌い手が死んでる人でね。
生きてる人に忘れないでっていいたくて、どこか必死に自分が生きてた証拠を探すの。
そして、これからがある生きてる人に未来への祈りとか、希望とかを嘆くの」
キルア「へー、にしては感情こもってたよな」
A「...」
熱くなりすぎた。
キルアの的確な指摘に黙るしかない
キルア「...Aは居なくなんねーよな?」
A「...」
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ちさと(プロフ) - るうさん» はい!有難うございます!!!ちょこちょこ更新していきます。お付き合い下さい(*^^*) (2017年10月21日 19時) (レス) id: 354e1fd4ee (このIDを非表示/違反報告)
るう - このお話面白いです!1巻から書くのすごい!と思いました。応援してます!これからも更新頑張ってください! (2017年10月21日 18時) (レス) id: 9b60a9cdc4 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - あああああ.........すみません...有難うございます!!頑張ります! (2017年9月30日 18時) (レス) id: 354e1fd4ee (このIDを非表示/違反報告)
由由由 - 転生物語5で、船長が「うむ、最後にアドレスだ」と、言ってましたがアドレスではなくてアドバイスだったと思います。更新頑張ってください。応援してます! (2017年9月30日 14時) (レス) id: 1589b544b5 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 有難うございます!!!!ヽ(;▽;)ノ (2017年9月7日 21時) (レス) id: 354e1fd4ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちさと | 作成日時:2017年5月28日 12時