【EXO】白龍ーーーsehun 2 (ページ10)

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いろいろと状況説明をしてもらった

JI「Aさんが誘拐されたのが林星組に知られて、林星組が手を貸してくれたんです」

そうだったんだ…

『助けてくれてありがとうございます…』

本当に組員さんとかを動員して助けてくれて感謝しかない

林「お礼を言われるほどのことはしてないぜ。娘を助けるのは当たり前のことだから。Aちゃんが無事そうで本当によかった。…これで人質奪還成功だけど」

JI「全面戦争が残ってますね」

え？

『全面戦争…？』

JI「黒虎会は人質をとられて大人しくしてるはずはないし、俺らもそう簡単に解散するわけにもいかないから」

そんな大きなことになってたの？

JI「俺らもそろそろ決着つけたかったからいい機会ですよ。Aさんは自分の安全だけを考えてて下さい」

林「おうよ。俺らの組も黒虎会は目障りだったからこれからは全面戦争になるね」

車はソウルに入って、お父さんは途中で降りた

後部座席はジョンインさんと私のみ

『ところで今どこに向かってるんですか？』

「セフンのところ。

あいつまだ意識的戻ってないから…」

『うそ………』

もう3週間以上だよ？まだ意識戻ってないの？

『容体は？』

「んー傷口は手術である程度治ってるけど、何より一度も意識戻ってないのがまずいらしいです。今のところ点滴とかで栄養は摂取できているけどこの状態が数ヶ月続いたらもう意識が戻る見込みはほぼないらしい…」

結構ひどすぎる

いや、命を落とさなかっただけましなのか

「出血が酷かったから意識が戻っても後遺症がある可能性があるかもって。なんであいつ撃たれても動いてたんですかね？それがなかったらもっと早く治療できたのに…」

『私もそれ気になってました。撃たれてもお店に来て、そのあと意識を失ったんです』

「Aさんに会いに行ったのか」

『多分…』

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