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Minseok side
Aちゃんがここで働き始めてもう2ヶ月
セフンと引き換えにあれからすっかりチャニョルは常連になった
CY「Aちゃん、聞いてよ〜」
こいつ絶対Aちゃんに気があるよな
AちゃんもAちゃんで、気づいてるのか気づいてないのか分からない感じで愛想笑いしてる
適当にはぐらかせばいいのに
セフンが束縛したくなる気持ち分かったかも
笑顔が綺麗で守りたくなる女の子だ
チャニョルはここら一帯に来ること事態危険なのにAちゃん会いたさにしょっちゅう来る
何様なんだって話だけどAちゃんはセフンのものだからな
ここは女子との会話を楽しむそういう店じゃないからな
でもこいつもこいつで可愛いところあるから、普通にここにふらーっと来て心配でもある
MS「チャニョラ、お前ここ来て大丈夫なの？ここ結構ヤクザも来るよ」
あ、Aちゃんもさりげなく聞き耳たててる
多分チャニョリは気づいてないけど
CY「いやー実際のところやばい
俺らが得られるはずだった利益がどんどん消えてる
稼ぎもとが盗まれたったいうか消えたっていうか」
身の安全より経営の危険ね
まあヤクザは金で回ってるからね
いや、それはどこもそうか
CY「あと、組員が何者かにぼこぼこにされて帰ってくる」
え？それってもしかして
CY「まあそろそろ覚悟してたけどなー」
そう言ったっきり組関連の話は止めて、またAちゃんと雑談を再会した
チャニョリとAちゃんの2人をこうして第三者からの目線で見てみると、セフンには悪いがお似合いに見えなくもない
Aちゃんの人見知りな部分を、チャニョリの天性の才能とでも言える持ち前の明るさでどんどん溶かしていってる気がする
あとセフンとの時は分からないけど、今まで見た中でAちゃんはチャニョリと話す時が一番笑っている
笑えることって結構大事なことだから、Aちゃんの傷心には良かったのかもしれない
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作者名：もか | 作成日時：2024年3月13日 20時
