【EXO】白龍ーーーsehun 2 (ページ32)

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電気のついてない真っ暗な家に帰ってきてふと不安になった

前まではオッパが先に帰って待っているか、2人で帰ってたのに

恋人がいる生活の甘さに慣れてしまって凄く今に孤独を感じる

たくさんの人が帰る時間帯に私は出勤して、いつまで続けられるか分からない仕事をして、夜中に帰ってくる

唯一の救いはミンソクさんとお客さんの優しさ

つらい。いつまでこの生活が続くんだろう

高校の友達とは連絡をほとんどとってないし、家族はいないし、ママは話すと心配ばかりかけてしまう

いわゆる、心の支えになる人がいないということ

『…つらい』

将来が見えない不安と、心の支えになる人がいないことがつらい

『心おきなく頼れる人が欲しい』

誰かひとりでいいから

ホステスをしてお金を稼いでも私はあまり使わなかったから結構な額はある

お金には今のところ困ってない

当たり前のことだけど、お金が全てじゃないということをひしひしと実感した

人間関係は全て自分の努力とタイミング次第だ

　

【もしAちゃんがあいつに捨てられたり嫌な思いさせられたりしたら、真っ先に俺のとこに来てね？】

頭にチャニョルさんの言葉がよぎった

どうする、私

　

今すぐこのつらさを解消したいならチャニョルさんのもとに行けばいい

だって、彼はきっと受け入れてくれるから

けどそれはオッパへの裏切りを意味してしまうんだ

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