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CY「じゃあもうAちゃんはうちからしたら用なしだ」
確かにそうなるのかも
CY「けど俺的にはまだ関わりたい」
手を触られた
好意を向けられてるってこと？
いやだいやだ
悪い人じゃないのは分かってるけど
オッパから私の記憶を無くした原因を作った人だから
『私っ…』
言いたいのに言葉に出せない
『もう…』
MS「はい、そこまでー」
た、助かった…
MS「チャニョラ、ここはそういう店じゃないんだから店員には手を出さないで」
CY「失礼だなー。そこまではしてないですよ」
MS「Aちゃんも嫌だったらはっきり言いなよ？」
『はい、ありがとうございます…』
ミンソクさんが神様に見えてきた
いくらかお客さんが入ってきた
あ、ヤクザだ
いかにもな見た目をしている
まあここも繁華街の一角だから仕方ないか
CY「おっと、じゃあ俺はここで帰ろうかな」
MS「もう帰るの？じゃあな。ありがとうございました〜」
チャニョルさんは一瞬で帰っていった
そういえばここら辺って清龍会が支配してるんだっけ
確かにチャニョルさんがいるとまずいのか
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モブ男 side
チャニョル若頭が帰ってきた
「おい」
「はいっ」
滅多に俺みたいな下っ端にくることはないのに急にどうしたんだろう
何かやらかしたか？
「お前はセフンを撃った現場にいたんだよな？」
「はい。」
撃ったのは俺じゃないけど
撃った仲間はそのまま刑務所に行った
あの夜
繁華街の路地裏
SE「撃ちなよ」
彼女の居場所はおさえていて、彼女が安全にいて欲しければ大人しく撃たれろと言うとセフンはあっさり承諾した
流石に俺らもここまで大人しく従われるとは思ってなかった
SE「ほら、早く」
鋭い三白眼に睨まれた
ポケットに手を入れて壁にすがっている
男でも惚れ惚れするくらい、さまになっていた
SE「弱気になってんじゃねえよ」
ポケットから手を出したかと思うと、銃口を掴んで自らの胸に持っていった
唖然としていた仲間は、銃を引っ張られた衝動で引き金を引いてしまった
SE「うっ」
鮮やかな赤が視界に入った
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作者名：もか | 作成日時：2024年3月13日 20時
