自分勝手 (ページ10)

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松川綾捺

『綾捺～、今日の水泳終わった…』

「あぁー、穂花ちゃんできないもんね。」

そう、今日は、暑い夏にあるプールの日!!
私にとっては、最悪の日!!

『何故、穂花は泳げないのか』

これは、ほんとに自分での疑問。
だが、次の一言で、それは、いろんな意味で崩壊する…。

「穂花ちゃんは、手足両方を上手に動かせないからじゃない？」

綾捺よ、それは言わないで欲しい。
普通にズバッてくるよ。ズバッて…。
まぁ話は変わるが、手足両方を動かすやつと言えば、ダンスがあるだろう。私は、それも出来ない。
たとえば、ステップをとるとしよう。

「合ってるんだけど、角々してる。」

まぁ、これはまだ良い方だ。

「もうその物自体出来ていない…」

このぐらい、ダンスと水泳音痴何だ。クラスや先生公認だよ…。

まぁ、球技だったらできるけどね!?

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スロープでの出来事

朝、私と綾捺と他のメンバー二人で登校し、学校のスロープを歩いていたときの事

『づがれだぁーーー』

「穂花五月蠅い」

『あい…』

とりあえず、言おう。スロープが長い!!
私は、少し止まって、足をぶらぶらさせていた。まぁ、それがいけなかったのであろう。
緩かったのか分からないが、上履きが一直線に飛んでいったではありませんか!

ﾊﾞｯﾝ!!

あ…、やべぇ。

まさかの5メートル位離れている先頭を歩くエンジェル、綾捺に当たってしまった。しかも、まだバッグだったら良い。まだ…。当たったのは、バッグではなく、綾捺の後頭部というか頬ら辺に当たってしまった。

『綾捺!!ごm「「綾捺ちゃん!?大丈夫!?」」…。』

遮られた。

「あぁ、うん。まぁ、大丈夫だよ…。穂花ちゃん？」

おぉ、綾捺よ。これからの内容が怖いよ…。

「危ないでしょ!?窓ガラス割ったら、怒られてたよ!?」

おい!!そっちかよ!?

『ごめんなさい…。』

綾捺よ。エンジェルでもあるが、たぶんきっと私のおかんでもあると思う…。
まぁ、怪我がなく一件落着だった。