自分勝手 (ページ9)

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柳沢香美

私は、朝珍しく早くから学校にいた。そのせいで、とてつもなく眠い。
まぁ、話が変わるが、今日は、とても寒い。ブレザーだけでは、生きていけない。なので、セーターを来ている。

ｶﾞﾗｯ

あ、香美だ。

『おはよ』

「おはよ～!!!どーした？眠いの？」

おぉ、香美が眩しく見える。

『眠さに襲われる…。睡魔様がこっちにおいでって、私に囁いてる。』

「穂花、それ意味わかるけど、可笑しいよ苦笑」

もう、眠さのあまり、頭が動かないんだよ。
まぁ、いつもの事だけど。

「というか、穂花。そのセーター前後ろ逆じゃない？おかしいことになってるよ。」

………え？
恐る恐る見てみると、何と反対ではありませんか。クソ恥ずッ！

『ありがとう』

「いえいえ」

まぁ、香美は、人当たりが良い裏表がない子だよ。嫁に欲しい。

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『て、言っても、香美もジャンプしたときスカートいい感じに脱げたけどね笑。』

「あれは、恥ずかしかった…」

「穂花もネクタイしてるのにブレザーだけ着てこなかったよね笑」

『あれは、眠さのあまり、頭が狂った』