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MG「うん、何となく分かってたよ。だからこそヌナには母さんのことなんて気にしないで幸せになってもらいたいよ。」




ミンギュは私の予想を遥かに上回るほど大人だった。


今ポロポロと涙を流している私は、もっともっと子供だ。




MG「だから、明日もう帰りなよ。辛かったら戻ってくればいいし。」





「...うん、ありがと。」




ミンギュの優しい言葉を信じて予定より1日早い明日、ジスのいない街に帰ることを決めた。





__

____






MG「じゃあまたねヌナ。母さんのことは任せて。」




「うん、本当に何から何までありがとう。」





この家に残されるミンギュに少し申し訳なくなった。


そんな気持ちを残して電車に飛び乗った。









「あ、スンチョラ?やっぱり今から帰ることにしたよ。」




スンチョルに電話をすれば、少し声が元気を取り戻したね、と言われた。






きっと、ミンギュに背中を押されてる。

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作者名:すんあ。 | 作成日時:2020年5月6日 15時

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