そうです私が監督生です。 (ページ1)

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序ページ1

…寝る前にスマホ弄ってたら
全く眠れなくなる時あるよね。

今、まさに私それなんだ。

この暗闇に似合わない程の光量を我が眼球に浴びせ続けた結果、もう時期時計の針は夜中の2時を指そうとしているのに私の脳みそは冴えに冴え渡っていた。
だがしかし、そんな事は関係なくそろそろ眠りにつかなければいけない。

『んあ～

仕事行きたくない。』

明日なんて一生来なくていいヨ。
誰が好きでくそみたいなパワハラ上司相手にプレゼンをしなきゃなんねーんだ。

上司に対しての愚痴を頭の中で自己完結に導き
ベッド横に置いてあるスマホに再度手をかけた。

…しまった、もう2時10分じゃん。

スマホを持ってを布団に投げ出すと、
急に私を襲う虚無。

…何故明日は仕事なのだろうか。
何故私は仕事をしているのだろうか。
出来る事ならイケメンと美女の顔面だけを見て生きていきたい。

冴えてる脳は私の煩悩をするすると引出し、そして眠りが遠のいた私をさらに覚醒の地へと誘うのだ。
…くそ、厨二病かよ…。

…もういっその事、誰か丁度いい睡眠薬か毒か
最悪呪いでもなんでもいいので私にやっちゃってくだせぇ。

他人任せなのは重々承知だが、とにかく私を眠らせろ今すぐ(無理難題)。

季節はもう時期夏がくる。
しまい忘れた冬用の厚手の布団を首までかけると
自然と目蓋が重たくなるのが分かった。

『…やっと…眠れる』

これは私が自分の世界で発した最後の言葉だった。

序ー終

⇨とぅびーこんてぃにゅー