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………はぁ〜〜〜〜〜〜
やらかしたぁぁぁぁあ〜〜〜〜〜
誤魔化せたかな??大丈夫だったかな???
善逸の綺麗なお顔から恐怖の色が暫く消えなかったよ???
でも今こうして一緒に焚火を囲んでくれてるって事は、取り敢えず…取り敢えずは誤魔化せたんだよね…多分…あーやらかした(白目)
良くサバイバル番組で見たような焚火を2人で囲みながら、冷えいる森の中で心ばかりの暖を取っていた。
…でもそろそろ私離れた方が良いよね…
大方腕の出血は止まってるっぽいけど、後方にできた自分の血溜まり乾いてないし…多分稀血臭う…
…それにさっきの事(事案コード:君の○は)をこれ以上掘り返されたくない…うまくかわせない気がする
お面をつけ、そろりと立ち上がろうとしたその時
「…そういえばさ…」と不意に善逸が話しかけてきた。
『…何でしょう』
冷や汗がツーと背中を流れた。
「…その…君の左腕の怪我って、鬼によるものじゃないよね。」
『(よかった!違った!!事案じゃなかった!!)
うん、そうだよ。』
「…それって刀傷だよね。自分でしたの…?」
善逸が気まずそうに視線を逸らした。
『…もしかして、僕が自○しようとしてたとか思ってる?』
そらされた目を覗き込むように合わせると、善逸くんは途端にのけぞった。
「!!(ち、顔、近いっっ!)
…だって結構深く斬ってるみたいだったし…
何本も傷があったから。」
一瞬目が合うがまたそらされ、金髪でほとんど隠れた眉間は微かにシワを寄せていた
『…君は優しいな、
大丈夫!自○じゃないし、助けてくれて本当ありがたった。感謝してる。』
…善逸の優しさにおばちゃんの心はめちゃくちゃホワホワしたわ。
そっと金髪に手を伸ばしくしゃくしゃと撫でると、金色の瞳は大きく見開かれた。
あ、やべ、私子どもの体だった。
しかも善逸より年下じゃん。
『あ、ごめん、嫌だったよね、すまん…』
慌てて手を離したその時だった
鬼「……ふーーーん、
お前、稀血か」
『…出た』
「いやぁぁぁぁぁぁあああ
おにぃぃぃいいいいいいいいい(汚い高音)」
鬼「そっちの煩い奴は違うのか…
おい、稀血!!
大人しく俺様に喰われてろ!!!!!」
どこからともなく鬼が現れたことによって、
最終選抜の2日目が始まった。
チャッと音が鳴り刀身を鞘から引き抜く
『ご遠慮させていただきます!!!』
私は善逸に巻いてもらった手拭いをそっと外し、懐にしまった
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かなみ(プロフ) - #egg/たまごさん» 書いてて自分でも恥ずかしくなるくらいとんでもねぇ長男です(笑)こちらこそ、お立ち寄りいただきコメントまでいただいてありがとうございました!!これからも頑張ります!!! (2020年3月9日 1時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
#egg/たまご(プロフ) - とんでもねぇ炭次郎ですね!(最上級の褒め)素敵な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2020年3月3日 9時) (レス) id: fef018cdc2 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - くりりんさん» めちゃくちゃ返信遅くなってすみません!コメントありがとうございました!!これからも頑張って更新かけていきますので、どうぞよろしくお願いします!!! (2020年3月1日 23時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
くりりん - コメント失礼します。これから主人公はどうなっていくのか楽しみです!ワクワク(*'▽'*)炭治郎が距離感近いのもドキドキします(//∇//)これからの展開も楽しみにしてます!!更新頑張って下さい!!! (2020年1月8日 8時) (レス) id: c6b331e09a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなみ | 作成日時:2019年11月22日 0時