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頭を冷やすと家から出てもう30分ほど経ったのではないだろうか。
私は家の裏戸口の隣にある切り株の上に腰を下ろしていた。
先程までは自分がこの世界で置かれている状況に割と絶望仕切っていたのだが、割と今は冷静になれている。(本当は超絶ネガティヴマン)
『チート機能、自分には備わっていないと思ってた…
…ちゃっかり特典としてついてきちゃって。』
この力があれば、みんな(推したち)を守ることが出来るかもしれないし結果として良いのだけど…
…まぁ、鬼殺隊になれなければ話にはならないのだが…なれるかなぁ…
ふぅ
私の口から溜息が溢れでた
あ、絶対今ので私の幸せ1逃げたわ
…そういえば、私ってなんでこの世界に居るんだろう。
根本的な問題を推しを毎日拝めると言う理由だけで考えずに今まで怠惰に過ごしてきた訳では決して無いけども、何処と無く考えるのを放棄していた。
いつ、どのタイミングでこの世界に来たのか
ここに来る前は私は一体なにをしてたんだろう…
確か…
そう記憶を辿ろうとした矢先、私に偏頭痛が襲いかかった。
めちゃくちゃ痛い。まじで頭割れるわ。
『…思い、出せない…？』
つい先日まではっきり思い出し、鱗滝さんや炭治郎くんに説明を出来ていたように思うが、どう頑張っても今の私の頭の中にはなんの映像も思い浮かばない。
記憶喪失？はは、まさか。
渇いた笑いがしんと静まり返った森に響いたが、それに反応してくれるものは誰も居なかった。
果たして、元の世界に帰れるのだろうか。
ネガティヴ人間な私は考えだすと止まらなくなる。
拭えぬ不安が不甲斐ない私をまた襲った。
。。。
炭治郎くんが家に帰ってきたのだろうか
私を探している声が聞こえた。
…そろそろ戻ろうかとそう思ったその時、
炭「見つけた。」
背後から急に声をかけられ、私は心臓が口からまろび出るところだった。
いや背後は普通に驚くわ。
『…見つかっちゃった。』
迎えに来てくれるとか長男が過ぎる。と感動と同時に、痛々しいほど包帯だらけの自分の左腕を少し眺めた。
そうだ、記憶をなくして落ち込んでる場合じゃないや…
これからもっと体を鍛えなきゃな…いっぱい戦えるように…みんなを守れるように…
炭「…っ、A…一緒に帰ろう」
もっと強くならなきゃ
『…うん！』
笑顔で頑張ろう
だって私、みんなより(実年齢)お姉さんだし！
『迎えにきてくれてありがとうね！
鍛錬終わりで疲れてるのにわざわざごめんね？
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かなみ(プロフ) - #egg/たまごさん» 書いてて自分でも恥ずかしくなるくらいとんでもねぇ長男です（笑）こちらこそ、お立ち寄りいただきコメントまでいただいてありがとうございました！！これからも頑張ります！！！ (2020年3月9日 1時) (
レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
#egg/たまご(プロフ) - とんでもねぇ炭次郎ですね！(最上級の褒め)素敵な小説ありがとうございます！更新頑張ってください！ (2020年3月3日 9時) (レス) id: fef018cdc2 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - くりりんさん» めちゃくちゃ返信遅くなってすみません！コメントありがとうございました！！これからも頑張って更新かけていきますので、どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年3月1日 23時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
くりりん - コメント失礼します。これから主人公はどうなっていくのか楽しみです！ワクワク(*'▽'*)炭治郎が距離感近いのもドキドキします(//∇//)これからの展開も楽しみにしてます！！更新頑張って下さい！！！ (2020年1月8日 8時) (レス) id: c6b331e09a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなみ | 作成日時：2019年11月22日 0時
