4y twins1 ページ3
Aは悩んでいた
『ねぇ、エマ』
エ「なーに？」
『“ふたご”ってなに？？』
エ「んーーーーーーわかんない」
『今日レイに言われた
わたしとエマは“ふたご”なの？？ 』
エ「え？んーーーーーー…」
エマはさっぱり分からないという風に肩をすくめた。
今日のお昼、レイを鬼ごっこへ誘った時にレイの口から聞こえたワード“ふたご”
ふたごって何だろう
今更になって気になり始めたAはママに聞いてみることにした
勿論エマも一緒に。
エ「『ママ〜！』」
マ「あら、
エマにA、どうしたの？？」
膝を折って2人と目線を合わせるママ
優しげな瞳が2人を捉える。
『あのね、ママ、ふたごって何？』
エ「今日ね、レイに言われたんだって
エマとAはふたごだって」
それを聞いてママはフフフっと微笑んだ
マ「そうね、
双子って言うのは同じ日に同じタイミングで生まれた兄弟の事を言うのよ
全てがそうとは限らないけど、お顔は勿論、お話の仕方や仕草、趣味が似ていたりするわ」
『…じゃあレイの勘違いだね。
エマ…私たちふたごじゃ無いねんだね…
誕生日だって違うし、私たち本物の兄弟じゃ無いもの…』
分かりやすくショボーンとしているAの右耳とその隣でAの事を見て更にショボーンとしているエマの左耳に手を添えながらママは続けた。
マ「フフっ。
きっとレイは、血の繋がっていないのにそっくりな貴方たちを見て「双子みたいだ」って思ったんじゃ無いかしら」
エ「でも全然似てないよ、
髪の毛の色だって違うし、Aの方が頬っぺた赤くて赤ちゃんみたいだし…(Aの方が可愛いし)」
最後の 赤ちゃんみたい と言うエマの言葉を聞いてちょっとムッとするAは、小さくエマの両頬っぺたを引っ張って離した
『…これでエマも頬っぺた赤いから赤ちゃんね！』
エ「違う！エマは赤ちゃんじゃない！」
大人から見れば2人とも子どもなのだが、
妹や弟たちもいて“” お姉ちゃん”と言う自覚が芽生え始めた者同士、少しでも相手よりも“お姉ちゃん”になりたいのだ
2人はシャーーーっと今にも飛びかかりそうな勢いで睨み合うが
マ「フフフフっ！！！」
ママは大爆笑だった
マ「聞いてエマ、A」
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れん - とても面白いです！更新頑張って下さい (2020年8月17日 2時) (
レス) id: badd7d2e72 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - あんさん» はじめまして。お立ち寄りいただきありがとうございます。左様でございます！！モールスについてコメ頂いたの初めてでとても嬉しいです！！（涙）これからもよろしくお願いします！！ (2020年3月28日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - はじめまして。素敵な作品で感動しております。【4y。2】｢わかれのそばに｣ですか？（すみません不都合でしたら削除しますのでゆってください） (2020年3月11日 0時) (レス) id: 6cd36f95aa (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - ネギトロ81194さん» ありがとうございます！嬉しさで吐血しそうです…頑張ります…！！ (2019年11月3日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - 続き待ってます！頑張って下さい！！！ (2019年11月1日 18時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなみ | 作成日時：2019年7月11日 23時
