【千と千尋の神隠し】触れたくて。知りたくて。でも、怖い。

~28話 内緒 ページ30

あーもう!
月斗め!なんでキスなんかすんだよッ



しかも挨拶で済ませたし!?
信じられない!





てか、それよりも…






”早く部屋にもどれ!といっているのだ!”






ハク…なんであんなに怒ってたんだろ…



千尋に会えて、ものすごく嬉しそうだったのにな…





あーぁ、嫌われちゃったのかな…








＿＿ｺﾝｺﾝｯ




｢はーい!｣


ハクかな…?

あ、月斗かも?





｢はーいっ、どちら様…千尋!｣


千尋｢ﾌﾌｯ…Aー!!!!!｣



｢うわっ…と｣


扉を開けると千尋がいた。


そして、勢い良く抱きついてきた

なんか、久しぶりに会った…ような気もする…




千尋｢A!元気だった!?仕事大丈夫!?きつくない!?｣




｢はは…｣



心配しすぎでしょ

まあ、千尋らしいか





｢大丈夫だよ。まだそんなに仕事はしてないから。｣



”そーなんだ!よかったー!”




と安堵の微笑みを見せる千尋






｢あ!ちょ、聞いて!!｣



他にも人間がいたこと…あ。




”このことは内緒な。誰にも。”





あ…内緒って言われたんだっけ

でもあれって名前のことかな?






千尋｢え、なにー??｣


｢ううん、やっぱりなんでもない…ﾆｺｯ｣





一応、隠しておこう

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