【千と千尋の神隠し】触れたくて。知りたくて。でも、怖い。

~26話 他にも ページ28

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月斗
ハクと同じような仕事をしている

実は秘密が…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



私と月斗は今長い廊下をゆっくり歩いている




｢(横顔…かっこいいなぁ)｣



月斗｢…なに?｣





しまったぁぁぁ!!
見とれてるのバレたか!?




月斗｢お前さあ…人間だろ?｣


｢え…あ、うん…｣


なんか言われるのかな…?




月斗｢一緒だな｣


｢え｣









頭をガツンと殴られた衝撃的な言葉





”一緒だな”…?

｢え…つ、月斗も人間…?｣





月斗｢あぁ｣




うっそー!私たち以外にも人間いたんだ!




｢これから、よ、よろしくねっ｣



嬉しい。他に人間がいただけでとても嬉しい






月斗｢お前、名前は？｣


名前…?



｢(人1)、だけど…?｣


さっき呼んでたじゃん




月斗｢違う違う。本当の名前。｣





本当の名前…??


｢…えっと…あ…佐々木A…｣







忘れかけてた…
自分の名前…。


支配されかけてたんだ…湯婆婆に。





月斗｢…。そっか。俺は野上月斗。｣




え…月斗…?




｢名前取られてない…? ｣






どうして…?




月斗｢嘘の名前を書いたからな。


このことは内緒な。誰にも。もちろんハクにも。｣




すごい…嘘の名前書いて自分の名前を忘れないなんて…





月斗｢お前も忘れるなよ自分の名前。





さて、じゃあ、今日の仕事をいうよ。
今日は特にすることないけど…あ、今日は偉大なる神様が来るからそこの部屋の片付けだ｣



偉大なる神様か…楽しみだな





｢うんっわかった!｣



そういえば…月斗はどれくらいの期間この世界にいるんだろう。








いろいろと考え事をしながら掃除していた私は何度も月斗に怒られた





いやぁ、怒る姿もかっこよかったです←

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