~16話 新たな名前で ページ18
湯婆婆「…千尋とAか…
贅沢な名だね。」
贅沢な名前だって。
そう言うと、湯婆婆さんは紙の上に手をかざした
「??」
何をするんだろう。
湯婆婆「…今日からお前達の名は
お前は、千。 お前は、(人1)だ。」
新しい名前…(人1)…
今日からこの名前で働くんだ。
湯婆婆「返事は?」
千尋「は、はいっ!」
「はい!」
名前を覚えておくのは、このために?
?「…お呼びですか?」
突如聞こえた聞きなれた声。
この声は__
千尋「ハク…?」
ハクだ。
湯婆婆「この子達を下に連れて行っておあげ 」
ハク「はい。」
湯婆婆「じゃあ、はやくい__ちょっと待て」
??どうしたんだろう
ハク「!?どうかなさいましたか」
「っ!?…」
湯婆婆さん私を見てる
なんで?
湯婆婆「お前…。ハク、千。2人だけ先に下に降りろ。ハクすぐ上がって来い」
ハク「は、はい。」
千尋「えっ!ちょ…」
え、私なんでダメなの?
二人が出ていき、そこの扉を見ていると_
湯婆婆「お前は、人の心が読めるのかい?」
「!!!!」
な、んで…?なんでわかったの…?
魔女だから…?
「ど、うして…?」
湯婆婆「さっきかすかに感じた。」
感じたって。
そんな。やだ。こんなのバレたらやめさせられる?今すぐ、豚にされる?
湯婆婆「…安心しな、豚にはしないから
だけど、…千とは違う仕事をしてもらう」
違う仕事…?
湯婆婆「千は、湯女として働いてもらう
湯女は、神様のおもてなし_接客や、大湯の手伝いなどだ。」
ハク「戻りました」
湯婆婆「お前には…ハクと同じ仕事をしてもらう。いや、ハクと同じ仕事…と湯女もやってもらう。だが、千と同じようなものではない」
ハク「!!」
ハクと同じ仕事…?
湯女も…?しかも、千尋と一緒じゃないって…
湯婆婆「お前には、接客もそうだが、床をとってもらう。」
!!
びっくりした…
いつの間にか私の横にいた
「床をとる…?」
ハク「!!湯婆婆さま!!それは…」
?!いつの間にハクが…?
ものすごい、大きな声で反論の声を上げるハク
湯婆婆「あんたは…忙しいからね
ハクと同じ仕事もするんだ。
大丈夫。ハクには、能力のことは言わないさ。そのかわり、ちゃんと働くんだよ」
脅し…みたいに言う湯婆婆さま。
てか、脅しか。
「は、はい。」
湯婆婆「よし、ハク連れていけ」
ハク「っ…はい」
私はハクについて、下に降りた。
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林檎大好き - 完結おめでとうございます。話しにめりこめるほど面白かったです。 (2019年8月31日 23時) (レス) id: eda718de7f (このIDを非表示/違反報告)
サリナ(プロフ) - この作品を削除してはいただけないでしょうか?理由としましては、もっと別の作品を書いてほしいからです!m(__)m (2018年4月4日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の素 - 完結おめでとうございます!えっと、今さらですが、ハクの漢字は琥珀ですよ。 (2015年3月27日 22時) (レス) id: d4eb4574f2 (このIDを非表示/違反報告)
聖龍(プロフ) - 完結おめでとう御座います! とても良いお話でした 他の作品も頑張って下さい! (2015年2月14日 18時) (レス) id: 0e09e09fbd (このIDを非表示/違反報告)
杜(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!すっごくおもしろかったです~(泣)番外編月斗とののろけ期待してます! (2015年1月21日 20時) (レス) id: 7d17e0fa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーとすぱげてぃ | 作成日時:2014年12月6日 13時