【千と千尋の神隠し】触れたくて。知りたくて。でも、怖い。

~15話 なんでもするから ページ17

湯婆婆｢お前ら人間に何ができる?

ここは、神様がたくさん来る場所、疲れを癒しに来る場所なんだよ。
人間に任せられるか｣


千尋｢お願いします!働かせてください!


なんでもしますから!!｣

｢お願いします!!｣





お願い…お願い…!!




湯婆婆｢ほんとに、何でもするのかい?｣


＿ｿﾞｸｯ


なんだろう、ものすごく怖い。

なんでも。なんて言わなければよかったかもしれない。



千尋｢します!!｣


言ってしまった。もう後戻りはできない。



湯婆婆｢分かったよ。働かせてやる。｣


やった…!!

｢有り難うございます!!｣

千尋｢有り難うございます!!｣




湯婆婆｢その代わり！｣

その代わり…



湯婆婆｢一度でも、嫌だとか帰りたいとか言ったら、お前ら2人とも豚にする。

覚悟しときな｣



千尋｢はいっ!｣

｢はい｣



湯婆婆｢じゃあ、これ書きな｣

私たちの目の前に現れた紙。



契約書みたいなものだろうか…



千尋は 『荻野 千尋』
…実際は火の所を犬で書いてたり

私は 『佐々木 A』
…実際は佐の人偏なくして書いてたり




名前まで書き終わったと同時に紙を取られる。



そして、新たに名前が付けられた

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