第二話 ページ4
そんな中僕が頭で考えるのはたったひとつ
『はやく死にたい』
そうは言うものの死にたいわけがない。今すぐここから開放されたいだけだった
舌を噛みちぎれば死ねる
着ている布を首にくくれば死ねる
そんなことも知っていて行動に移す勇気がない自分をまた呪う日々だった
……
「今現在放っておけば死ぬようなお前が生き永らえる方法は1つしかない。
私の血を受け入れ、鬼になるということだ」
その男の一言一言を、朦朧とする意識の中必死に考えた
『……』
鬼…
鬼ってあの、人を襲い、人を食うという鬼か…？
正直鬼になんてなりたくなかった。
人間が食べるような美味しいものを食べたかったし、同じ歳の人間の友達と駆け回って遊びたかった
しかしそんな夢を叶える前に死んでしまうなら
…
ゆっくりと頷くだけで精一杯だった
無惨は目を細めた
「口を開けろ。普通ならば身体に刺しこみ血を与えるが、今のお前ならそれだけで命を落とす可能性がある」
突然の自体に身体が耐えきれずに死んでしまったら話は別だがな
その言葉を聞き、待ってと声が出る前に無惨は己の舌を鋭い牙で噛み、
僕の口に、自らの血が垂れた唇を重ねた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
突然の腐をお許し下さいませ←
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深月あかざ(プロフ) - 面白いです!!更新頑張って下さい!! (2019年12月31日 0時) (
レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
たおべ(プロフ) - 福助さん» コメントありがとうございます！！はい！！頑張ります！( ´ ` *) (2019年11月5日 19時) (レス) id: efffbc55ca (このIDを非表示/違反報告)
たおべ(プロフ) - しがないペンギンさん» ありがとうございますう！！！見てくれて嬉しいです泣泣 (2019年11月5日 19時) (レス) id: efffbc55ca (このIDを非表示/違反報告)
福助(プロフ) - すき・・・しゅき・・・無理尊い・・・がんばってください（語彙力低下） (2019年11月5日 16時) (レス) id: 281beb9b84 (このIDを非表示/違反報告)
しがないペンギン - やっべぇ...好みドストライクの小説キタコレ え？あなた様が神か（コメント失礼します！とても面白いです！頑張ってください！）←逆々 (2019年11月5日 16時) (レス) id: 2ab28f40b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たろべ | 作成日時：2019年11月5日 3時
