輝くダイヤモンド2

カムバ！ ページ32

ドタバタの4泊5日の旅行も終わって一息つけるかと思いきや、来年の4月カムバしてもらうからなと鬼代表に言われた。え、嘘でしょ？休みは？？

『いや無理無理無理、絶対無理。ストライキしてやる』
JH『ははっ、あんなに1位取るぞって意気込んでたAはどこいった〜？笑』
『一旦お休みです！！あんな鬼知りません！ふん！』
SC『まぁまぁ、気持ちは分かるから落ち着けって(笑) ウジはどうなの？』
WZ『まぁ何曲か作ってはいるんでそこで駄々こねてる奴がやる気出してくれれば何とかなります』
『…分かったよ、やりますよーだ！デモ聞かせて』
WZ『そう来なくちゃな。作業室来い』
『へーへー』

半分引きずられるようにしてジフンの作業室に連れ込まれる。自分の作業室より落ち着くのは何でだろう？()

『で、PDさん。今回のタイトル曲はどのような曲で？』
WZ『まだ決めてないからデモ聞いてお前が決めて』
『はァ！？責任重大すぎない！？無理なんだけど！？！？！！？』
WZ『うるせぇ、ごちゃごちゃ言わずに聞け』

そう言われて雑にヘッドホンを付けられる。…これ痛いから地味にやめて欲しい

WZ『ん。』

無言で横に退くジフン。多分聞けってことだろうけど

『え、どこ押せばいいんだっけ』
WZ『はぁ〜〜〜。お前何回ここ来てんだよ、ここ押すんだよバカ』

たぶんジフンのファンに見られてたら滅多刺しにされそうなことになってる気がする

WZ『どーぞ、機械オンチさん』
『…ふんっ！どーせ機械オンチですよーだ』

耳に流れてきた中で1番印象に残ったのは今までの曲とは一味違う可愛い曲調の曲で、「これは1位取れる！」って直感した

WZ『どう？』
『…ジフナ！！3番目の曲で行こう！この曲ならぜっっっっっったいこれ1位取れるよ！てか取る！取ってみせる！！』
WZ『おーおー、分かったから落ち着け。よかったよ、お前がそう言ってくれて。俺もそのつもりでその曲書いたし。そろそろさ、取りてぇじゃん。1位。』
『…そうだね、ファンのみんなのためにも、ここまで支えてくれたオッパやオンニたちのため。そしてメンバーたちのためにもね』
WZ『任せろ(笑)』

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