輝くダイヤモンド2

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日も暮れてきてたまに吹く海風が心地いいものから少し肌寒いものに変わってきた頃、遊び疲れたしいい時間だからということで今日泊まるペンションに案内してもらった
そこには焚き木を中心に14個の椅子が半円状に並べられていた

『わ〜、キャンプファイヤーだ！初めて！』

JH『Aや〜、オッパの隣おいで』

おいでと言いながらも右手をしっかり掴んで自分の左側に座らせるあたり、自分の隣以外に座らせる気ないのが伝わってきて笑ってしまう

『はいはい(笑)
火、暖かいね！』

JH『至れり尽くせりって感じでもはや怖いよな』

『うん。夏じゃないけど火が真ん中にあって椅子が半円状に並んでるってことは怖い話とか？』

JS『最後まで怖がらずに聞けたら成功とか？』

『面白そう(笑)』

雑談をしていると全員が集まって座ったことを確認したスタッフさんが

『ここに集まった理由はミッションの準備中に傷ついたことや寂しかったことなどを遠慮なしに全て打ち明ける時間にしたいと思ったからです』

と説明する

スタッフさんが用意してくれたキャンドルを隣の人につけていって全員が付け終わると幻想的な雰囲気になる

『キレイ…』

PD『これからキャンドルが燃え尽きるまでお互いに話したいことがあれば、この場で打ち明けてください』

お互いがお互いの雰囲気を伺っているなかで、ウォヌが口を開いた

WW『俺もだけど、最近みんなの言動が乱暴で神経質になってると思う。』

それぞれ思い当たる節があるのか、みんな無言で頷く

SC『年上のメンバーとして言いたかったのはメンバー内のケンカに気付けないことがある、言われないと。これからはそういうことも話し合って解決していきたいんだ。』

ミッションに追われてゆっくり話し合える時間がなくてその空白を埋めるかのように思っていたことを打ち明けていく

『ただ1人さ、性別が違くて。情緒不安定になったりイライラして、それを同い年の4人にぶつけたり、話を聞こうとしてくれるオッパたちに対しても酷い態度取ったことって今までたくさんあったじゃない？でも根気強く私と向き合ってくれて本当にありがとう。…なんか今まで恥ずかしくて言えなくて(笑)』

JH『ふは、俺のエギは可愛いね〜！エギにならいくら迷惑かけられても大歓迎だからこれからもエギらしく居てよ』

『ハニオッパはエギ扱いやめてください！！』

SC『この調子で最後のミッションも頑張ろう！』

『1,2,3 ファイティン！！』

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