輝くダイヤモンド2

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見せてくれたカードには『SEVENTEENのメンバーの心を掴め』と書いてあった

ST『はい、もう一度読んでください』

『SEVENTEENのメンバーの心を掴め。…どういう意味ですか？』

意味が分からずに困惑する

SC『俺らはチームワークが必要だから、それを高めるためにはお互いの心を掴む必要があるってこと？』

SG『そういうことなのかな？』

ST『はい。でもどうしてここ(束草)まで来たと思いますか？』

『…分かりません笑』

ST『みなさんが休む間もなくミッションが続いていてたくさんストレスを受けているようだと聞いて、今までのプレッシャーを忘れてもう一度覚悟を決めるという意味で疲れを癒してもらうためにここに来ました。ということで、1日でストレスを解消することが今日のミッションです。』

思いがけないサプライズに感動して言葉が出ない

SG『ありがとうございます…！』

PD『ちなみに、1泊2日です』

泊まりということにさらにテンションが上がる私たち

PD『これから海を満喫して心機一転、心に余裕を持って初心に戻って準備を進めてください』

『『はい、ありがとうございます！』』

スタッフさんの合図で思い思いに散らばるメンバーたち
海に飛び込む人もいれば砂浜で砂遊びをして楽しむ人も
私はもちろん後者

『韓国で海は初めて来た』

MH『ヌナ、韓国の海来たことなかったの？』

『うん。国籍はもってるけど生まれたのは日本だし、韓国に来たのも1人だったし、来てからは練習ばっかりしてたから来る機会もなくて(笑) 今度は家族と来たいな…』

MH『僕も今度中国から家族連れてくる！』

『…家族に会いたいね笑』

MH『…うん笑』

自分の夢のためにした選択とは言ってもやっぱり数年以上大好きな家族に会えないというのは寂しさがあった。

ふと込み上げてきた寂しさを打ち消すかのようなタイミングでホシとディノちゃんとジュニが海に下半身が埋まっている状態で

HS『おーい！Aとディエイもこっち来いよ〜！！』

DN『ヌナ〜！ヒョン〜！海、冷たくて気持ちいいですよ〜！！』

JN『一緒に遊ぼう〜！！』

『いま行く〜！！行こう、ハオちゃん！』

MH『…うん！』

ハオちゃんの手を取って海に向かって走り出す

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