検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:69,989 hit

ページ35

その日はちょっと遅めに起きて


頭上の棚の上にあったスマホを確認すると、


部活で連絡先を交換したバレー部のキャプテンから、

"西田がオーバーワークをしている"との


メッセージが来ていた。


返信し、詳しく聞いてみると


石川祐希選手が有志の観察にきてから


どうも様子がおかしいとのこと。


私が顔を出さない部活の日も、


既にお昼に部活は終わっているのに


個人練習をすると言って体育館に残り、


暗くなる夕方まで練習をして帰るというのだ。


大会前なのに、オーバーワークで


体を壊してもらってはチームとしても私としても困る。


キャプテンから、 今も練習してると思うよ と


返信をもらったので


ベッドから立ち上がって髪を梳かし、


顔を洗ってご飯を食べて歯を磨いて


着替えて家を出た。







真夏の猛暑で、でろでろに溶けそうだ。

○→←★



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
246人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ばばば | 作成日時:2019年12月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。