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yanagida_side
彼女が臨時マネージャーになって、
2週間ほどが経った。
……が、最近になって彼女は俺と話すのを
避けようとしているようだった。
話すのは本当に最低限の会話だけだし、
彼女から話しかけてくることはまずなくて。
そして彼女がマネージャーになってからも、
移動のバスに乗ることがあって、
その時には必ずと言っていいほど
俺の隣に座っていいか と聞いてきて座っては
祐希にぶーぶーと文句を言われていたのに、
今週の移動はどうだ。
俺の席とかなり距離の離れた席に
山内と一緒に座って、
楽しそうに話してて。
そして最近の練習の合間には
関田や西田とよく絡んでいたりする。
柳田｢A、タオルちょーだい。｣
『はーい。』
俺がタオルを要求すれば、
返事をしてこちらにきては
ぽんと俺の手にタオルをわたし、
お疲れ様 とだけ言って関田の所へ。
石川｢マサさーん。Aちゃんと喧嘩でも
したんすか？｣
祐希がこちらににやつきながら寄ってくる。
……わかっているかのような顔と口ぶりだ。
柳田｢や、別に…。向こうに俺が避けられてるって
感じ。俺なんかしたかな｣
俺にはわからなかった。彼女が俺を避けている理由が。
石川｢さぁ？……あ、あれじゃない？｣
マサさんがAちゃんのこと
妹みたいだとか何とか言ったからじゃないすか？｣
柳田｢？それのどこが悪いんだよ。｣
……何が悪い。だってそうでも言わないと
諦めもくそもないだろうが。
石川｢……もう少しAちゃんの
気持ちも汲んであげればいいと思う。
そんなままだとAちゃん、
有志辺りに取られちゃうんじゃないすか？｣
祐希のその言葉は、冗談には聞こえなかった。
確かに有志は彼女と仲も良くて、
歳も近くて……。
俺と比べたら、有志の方が余程
彼女には相応しいんじゃないか。なんて。
＿＿＿けれど、祐希の言葉を聞いたら、
今のままじゃいけないって、思ったんだ。
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ちくし(プロフ) - 零崎哀識さん» コメントありがとうございます。ご心配おかけしまして申し訳ございません。当方人差し指でスマホ操作を行うので長文を書くのが難しくなりました。できるだけ早くお話が書けるよう頑張りますのでもう少々お待ち頂けますようお願いします。 (2019年11月3日 13時) (
レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
零崎哀識(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませていただいてます！怪我の方お大事になさってください！更新楽しみに待ってます^^* (2019年11月2日 15時) (レス) id: 0970f9f72e (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます。只今修正しましたのでご確認の程お願い致します。これからもご指摘の程よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - あささん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます。更新速度に自信はありませんが、手当り次第バレーの知識に触れながら、続きを書いて参ります。よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 遥さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。続きを皆さんにお届けできるよう頑張りますので是非ともよろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばばば | 作成日時：2019年10月25日 23時
