ちび、動きます《Y.M》

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ｺﾝｺﾝｺﾝ




ノックをすると、中から｢はーい｣と声がする。




『すみません、東間です…！』




私が外から返事をすれば、中から




清水さんが出てくる。



清水さんに続いて、福澤さんもこちらを覗きに来た。




清水｢おー、A。どーした？｣




『清水さん！あのですね…………』




私は清水さん達に、




自分が体育館のパイプ椅子で寝てしまい、




起きたらジャージが掛けられていて、




持ち主を探している事を説明する。




清水｢んー…悪いけど俺達じゃないな…。
俺も福澤も、あの後は宿舎に戻ってきちゃったから。｣




福澤｢サイズは？確認した？｣




『あっ、タグまでは確認してないです…けど、
その時私を起こしてくれたまさくんは、
自分のじゃないよって言ってました…。
それにまさくんのより大きいサイズな気がして。』




清水｢そうなのか、力になれんくてごめんな。｣




福澤｢柳田より身長が高い奴って考えた方がえーな。
石川、高橋、山内、大竹、李、小野寺
辺りかも。｣




『あ、ありがとうございます！
手当り次第探してみます。お疲れのところ
失礼しました……！』




私は有力な情報をゲットし、お2人の




お部屋を後にする。




次ここから近いのは…………








＿＿祐希くんのお部屋だ。行ってみよう。

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