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『目が回りました...』
安「ごめんごめん、ほんとに傷はもういいんだね？」
部屋につくと、畳に私を下ろした
『はい！この通り元気ですよ！
さっきも粟田口派の短刀の子達と遊んだんですよ！』
だから大丈夫ですっ！とドヤ顔を決めてみると、はぁ...とため息が返ってきた
安「まぁ平気ならよかったよ...
それでも、何かあったら、無理せず僕を頼って
これでも、Aの夫でしょ？」
「誠」と書いた羽織を脱ぎながら、ニコッと微笑んだ
『ふふっ、なら、頼れる時は頼りますね』
そうしてくれると、嬉しいよ
と、安定様は言った
...まではよかった
『ややや安定様！何故今着替えをなさるのですか！
私は部屋を出ていきますゆえ！』
安「え、なんで別にいいじゃん
出てかないでよー、また短刀達の遊び相手になっちゃうんだし、少しは休みなよ」
肩に手を置かれ、驚いて後ろを振り返ると、着物がはだけて、綺麗な腹筋が見えた
一気に顔に熱が集中し、とっさに『は、はい！』と返事をしてしまった
背後から衣類の擦れる音が聞こえる
咄嗟に返事をしてしまった私は、せめて見ないようにと後ろを向いて、体育座りになり、膝の間に顔を隠した
衣類の擦れる音がしなくなったと思うと、背中に暖かみを感じ、それと同時に、左の耳元で、「A...」と名前を呼ばれた
『ひゃっ！安定様...！』
こんな事をされたのは初めてでは無いけど、恥ずかしくて、とてもじゃないが振り向けなかった
安「ん...A、こっち、向いて、」
顎に手を添えられ、左の方を向かせられる
それと同時に唇に柔らかく暖かい感触が伝わった
安定様に、接吻、されてる...！？
『んっ...安定っ様、、！』
安「ん、、ふっ...んっ、」
次第にその接吻は、深くなっていく
『ぁっ...ふぅ、、はぁっ！』
安「ん、、ぷはっ...」
やっと唇が離れ、肺に酸素を送る
人の体は酸素がないとダメだから面倒だ
そのまま私は押し倒され、着物を捲られ、胸元が見えるようになる
安定様はその空いた胸元に顔を埋めた
『んっ！///』
鎖骨辺りにチクっとした痛みを感じた
直後、安定様は私に倒れ込むようにして倒れた
『あ、あの、安定様...？』
声をかけても返事がない
と言うか、聞こえてくるのは気持ちよさそうな寝息
(ね、寝てるー！？！？)
やばいやばいと1人であわてていると、スパッと障子が開いた
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央花(プロフ) - 打刀より小さくて、普通の脇差よりデカいなら、にっかり青江と同じく、『大脇差』されるかと。 (2019年3月26日 17時) (
レス) id: 43b50149de (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ - 最高でした。 お話がとにかく細かくて深いのでつい感情移入してしまい、何度か泣いてしまいました…。そして安定くんのあの決めゼリフには鳥肌が立ちました…！本当に素晴らしかったです！ (2019年1月29日 1時) (レス) id: 0ffa96318d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう - 最高でした！ 次も楽しみ！！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 5f02d1d6bc (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！ちゃんと安定くんぽく書けてますかね？私自身ちょっと不安です(笑)これからも宜しくお願いします！ (2018年4月8日 13時) (レス) id: 7fd62f02c6 (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - Tikuwaさん» ご指摘ありがとうございます！語彙力無くてダメダメですが、これからも宜しくお願いします！ (2018年4月8日 13時) (レス) id: 7fd62f02c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリサ | 作成日時：2018年3月22日 10時
