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小鳥の囀りが遠くで聞こえて、目が覚めた
視界いっぱいに安定様の少しはだけた浴衣と、少し筋肉の付いた綺麗な白い肌
色気を感じられる鎖骨
...って！何を考えているんだ！私のバカ！！
そう考えると、意識しなくても気にしてしまい、とても恥ずかしくなった
もう1度寝てしまおうと思っても眠れなかった
1人でどうしようと慌てていると、A...と吐息混じりに、耳元で名前を呼ばれた
『んっ...
安定様...？』
安定様の顔を見ると、どうやら眠っているようだ
(っ！嘘...さっきの名前を呼んだのは寝言...！？)
もうダメだぁ、恥ずかしすぎる
と思っていると、安定様が寝返りをうった
と思ったら、
(なんで私を抱いているのですか安定様ー！)
ふふっといい笑顔をして私をさらに強く抱きしめる
さっきよりも安定様の体温や息遣いを近く感じる
後頭部手を添えて、抱え込まれる形になり顔を逸らすことが出来ない
綺麗な鎖骨と白い肌で視界がいっぱいになる
自分でも分かるくらいに顔が熱くなる
恥ずかしすぎてしねる！
もう無理ー！！！
と、心で叫んだ瞬間
「いつまで寝てんだ、ー、、」
スッパァン！と勢いよく開かれた障子
この本丸は勢いよく障子を開け閉めする人が多いようだ
じゃなくて！！！
見られた！この状況を見られたー！！
頭を抱え込まれているため人がいる方を見れない
目をキュッと瞑ると、直後、
「「「わああああああああ！！！！」」」
と、驚いたような叫び声と、は、破廉恥だー！
という声が多数
その声に、「な、に...？うるさいんだけど...」
と安定様が目を覚ました
自分の腕の中にいる私に気づいたのか、「おはよぉ...」
と、眠そうな目をこすった
やっと解放してもらえたため、ばっと勢いよく起き上がる
熱くなった顔を両手で抑えると、後ろからうわぁぁぁ！！と慌てたような安定様の声が聞こえ、それと同時に肩に布団をかけられた
『わぁっ！な、何ですか安定様...！』
後ろを振り返ると、肩にかけた布団に額をくっ付けて、ぼそりと、
「寝巻きが、はだけてるの......」
と呟いた
そう言われ、見てみると、胸元に巻いてある晒が、ほぼほぼ見えていた
さっ！とはだけた寝間着を直し、後ろを振り返ると、「失礼しました...」と、正座をして障子をすっ...と閉めていった
『ちょ、ちょっと待ってくださああああい！！』
私の叫び声は本丸中に響き渡った
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央花(プロフ) - 打刀より小さくて、普通の脇差よりデカいなら、にっかり青江と同じく、『大脇差』されるかと。 (2019年3月26日 17時) (
レス) id: 43b50149de (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ - 最高でした。 お話がとにかく細かくて深いのでつい感情移入してしまい、何度か泣いてしまいました…。そして安定くんのあの決めゼリフには鳥肌が立ちました…！本当に素晴らしかったです！ (2019年1月29日 1時) (レス) id: 0ffa96318d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう - 最高でした！ 次も楽しみ！！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 5f02d1d6bc (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！ちゃんと安定くんぽく書けてますかね？私自身ちょっと不安です(笑)これからも宜しくお願いします！ (2018年4月8日 13時) (レス) id: 7fd62f02c6 (このIDを非表示/違反報告)
エリサ(プロフ) - Tikuwaさん» ご指摘ありがとうございます！語彙力無くてダメダメですが、これからも宜しくお願いします！ (2018年4月8日 13時) (レス) id: 7fd62f02c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリサ | 作成日時：2018年3月22日 10時
